やわらかな 日々

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つきのひかり

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先日の「ブルームーン」

わたしは満月の夜が怖い。 (おおかみおとこではない)

月のちからは  いのちはじまりであり  終焉のときでもある。


昨日は、叔父の葬儀だった。

久しぶりに、血のつながった人たちが大勢集まって、長い長い一日をすごした。

母方の一族は、血の気の多い人が多いので、そりゃあもう・・・・・・・・こう・・・・・・揉め事がね・・・・
めちゃくちゃ多くて

コドモゴコロにも、「なんてこったい」な場面に何度も何度も遭遇し
やがて、私の祖母の年代がほぼいなくなり、徐々にそんな場面も減りつつはあるけど、
こういう集まりのときには「やっぱりか・・・・・・」ということもあり

そして、その方々もだいぶ年齢を重ねたのに「いまでもやるか? このじーさんばーさんたちは・・・」という場面も盛りだくさん。。。で。。


ま、 もう。。。。。。。。。笑うしかない。。。

状態なんですが。

じつは、 私は、そういうものがうっとおしくてうっとおしくてうっとおしくて

ここ数年。 いや・・・・もっとかな。  距離を取らせていただいていたんですが。

だから、ほんとに久しぶりに顔を出したわけなんですが。


そうしたら、驚くほど歓待を受けまして。。。


私はいとこの中で、私以下女ばかり11名の最年長なので、
まず、いとこたちが「おねえちゃん!おねえちゃん!!」とまとわりつき

叔父や、叔母や、母のイトコやら、その他よく知らない人たちまでが みんなで
「よくきた! よく来てくれた。。」と、手を握り、抱きしめてくれて

「〇ちゃん。 〇ちゃん」と、私の幼少期の呼び名で呼び

子どもの頃から、その成り立ちと、さらに、それ以前からのいきさつと。。。
あらゆることのすべてを知っている「集団」は

そこから離れた私を、なにも責めず、なにもとがめず、なにも聞かず
ただ「いいよ。いいよ。ほんとにうれしいよ。」と受け入れてくれて。

そして、本来、ひとりひとりはとても楽しい人たちなので

笑って、笑って、笑って、笑って 少し泣いて、 そして笑っていっぱいしゃべって・・・・・(くれぐれも言うけど葬儀である)


うっとおしくも、めんどくさくも     あ、親戚って、ちょっといいかも・・・・・とか。


そんなことを思った一日だった。







帰り際に、一番おとなしくて(身内としては珍しい)一番かわいくて、一番心配だったいとこが

「お姉ちゃん・・・・・・大好き!!」 と抱きついてきたとき。


一瞬にして、子どもの頃にワープし・・

大人たちの喧騒の最中、コドモゴコロに「この子達を、この場において置いたらいけない・・」と判断し
手を引いて外に連れ出した場面に戻った。

私はまだ11歳で、彼女は5歳くらいだった。

「守りたい」という本能が働いた最初のときだったと思う。


あの頃とまるで変わりない、「かわいい」彼女の肩を抱いて、背中をぽんぽんしながら
「おじさん。 この子を守れよ!」とそっと思った。



あのときの騒ぎの張本人が、彼女のお父さんで、
そして、昨日の葬儀の叔父だった。
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Commented by u-たん at 2012-09-05 18:28 x
ご愁傷様でした。

いまでもやるか?はないけど(笑)なんとなく想像できるよ~
私もひいおばあちゃんが亡くなった ちっちゃなわたしの頃のお葬式を思い出した。

うっとおしくてうっとおしくてうっとおしくて
もだし 幼少期の呼び名で呼び も
あ、親戚って、ちょっといいかも
も すごくよくわかる。

暖かな時間を過ごされたこと、私もほっこりしました。
それにしても 女ばかり11名ってすごいね~
女系なんだ!
Commented by アットロ at 2012-09-05 21:36 x
お疲れさまのご愁傷さま でした。
私も従姉妹18人の一番上の「おねいちゃん」です。いろいろ同じです。
やっぱりです。責任も愛情も哀しみも深い「おねいちゃん」です。
遠いことを理由にして何度も葬儀に出ていなかったので、くまたろうさんの あっさりとした 情け深い散文で泣けます。うっとおしいですけど 生きてるうちに会いに行こうと思いました。一番うっとおしいところが自分のルーツなんですね。台風の目のような中心ですね。
うんと お疲れでしょう。ゆっくりとなさってくださいね。
Commented by azoo_azoo at 2012-09-06 08:27
ご愁傷様です。
心よりご冥福をお祈りいたします。

いとこさんたちに囲まれて少々困惑気味なお顔が想像できるようで。
お疲れが出ませんように。
Commented by vinge at 2012-09-06 09:44
☆u-たんさん

もう、ばっちり「女系」ですわよ。^^;;
わたしが生まれたとき「またおんなか・・・・」と祖父がつぶやいたそうで、まあ、その後も続々女が生まれることを知らないでこの世を去りましたけど。。ほほほ。

自分自身の中の嫌だなあ~と思う部分を、みんな持ってるから驚きです。 これが血のつながりかぁ~って思う(爆)
でも、だからこそ許されるのかもね。
そして、なにもかもわかってる。 これってすごいです。

親戚に会うって、時々入る温泉みたいに、「ときどき」でいいのかもね。
気持ちいいけど、長湯したらのぼせるわ。(笑
Commented by vinge at 2012-09-06 09:59
☆アットロさん

アットロさんも「おねいちゃん」でしたか!
実の兄弟とはまた違って、一族の中での「おねいちゃん」の立場って、複雑な気持ちですよね。

>一番うっとおしいところが自分のルーツなんですね。 
ほんとに、そう思います。
私は実家が近いうえに、その母の実家も同じ地域なんで、もうわけがわからないほど身内だらけです。
で、逃げ出したくなりました。(逃げました!) ^^;;
「台風の目」という表現は、もうばっちりそのものです!!(座布団3ま~~い!)
でも、そこがふるさとでした。。。
Commented by vinge at 2012-09-06 10:08
☆あずりんさん

小さい頃からずっと感じていたんですが、女ばっかりの一番上って、いつも同姓として「これからこうなるのか?」という興味津々の目で見られていたような気がします。
初めてお化粧したときとか、結婚して夫を紹介したときとか。。。。「で? どんなかんじ?」みたいに。(苦笑

今回はもちろん言いましたわよ。
「わたし、(すごろくの) あがり!  へへ~~ん!」
女としての「あれ」がね。(笑
それから、この漢方が効く!とか大いに盛り上がりました。(金爆

女ばっかりも、このあけすけなところが、たいへんよろしゅうございます。



皆様へ

お悔やみとねぎらいのお言葉をありがとうございました。
by vinge | 2012-09-05 10:40 | つれづれ | Comments(6)