やわらかな 日々

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歩むために ふりかえる

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風がすっかり「秋の風」になった。 


怒涛の一週間。
先週から取り掛かっていた、レイのヤツは わたしが出かけている間にむーとぽーこで仕上げてくれて、一昨日の搬入も済ませた。

思い立ってから1週間で パネルと映像を完成させた。(娘たちがね)
どちらもとっても満足いく仕上がりで、ひとりでにやにやにやにやしている。
今日は一般公開。




先日、ぽーことなにかのきっかけで小学生のときの話になった。

今までも、何回も小学校の思い出話はしてきたけれど、4年生のときのことだけはぽっかり穴が開いたように
話題から抜いてきた。

もちろん私は意図的にだけど、ぽーこは 「 記憶がない 」  という感じだった。
実際 「覚えていない」とも言っていたし、きっと「思い出さないように」しているんだろうと思っていた。

しかし、今の彼女は むしろ「思い出そう」としているようだった。

記憶はやはり断片的だと言った。

その断片的な部分だけをつなぎ合わせるようにして、
あのときどうすればよかったのか
どう感じていたのか
もし、あのときが違うことになっていたらどうだったのか。。とか

そんなことをぽつぽつ話してくれた。

現状をけして後悔していない。
そこのところが確かなのは、彼女が、おだやかに、そしてにこやかに話してくれるから、きっとそうであろうと察するのだけれど。

それでも、
それでも彼女の背負った重いものを 感じずにいられなかった。

「学校に行かなかったことで、失ったものがあると思う?」 という問いかけに

「それはあると思うよ」 と答える。

言葉で説明することが難しいけれど。
おそらくそれは、 大人がよく言う「経験はいつからでもできる」 というようなものでなく

「そのときでなければ身につかなかった 感覚」のようなものといえばいいのか

成長期の途中で、同年齢の集団に入ることによって受ける、人間としての必須の条件みたいなものかもしれない。(いわゆる社会性というものともまた違う)

まあ、これはぽーこに限ったことなのかもしれないけれど。。


それにしても、彼女の深い考え方に わたしは理解はおろか、安易なうなずきすら出来なかった。

今後のことに関しても、
いま自分がやらなければならないこと
やろうとしていること

「自分のあこがれること」と「自分の向かう方向」は違うということ。

おそらくそれは「使命」のようなものなのか?

具体的に言わないので、推測することしかできないんだけど。。。
「それはものすごく重いんじゃないですか?」と
やっとこそう言うと、 ただ「にやり」と笑っただけだった。

 

「あの時」の自分の選択。

それを肯定するためにも、今の自分の方向を見極めるためにも

ふりかえっては、前を向く。
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Commented by アットロ at 2012-09-09 14:51 x
一般ルートではなく、独自のルートを辿ることを選ぶ人達は多くが 人生と真摯に向き合い 魅力的です。旗を持って導く添乗員がないから 確かめたり迷ったり自力で進むスリルと、後からわかる楽しさもあるようです。一斉にみんなと似たり寄ったりの道をあるくことには 安心の代わりに 選択のはばの狭まる窮屈さが伴います。おとなも同じです。もう そのことに気づいているから ぽーこちゃんは人としてステキだな と思います。くまたろうさんの距離感もりっぱ。今の日本はそんなことが足りないのだと思います。考える力の減少が社会をよどませます。ぽーこちゃんの仲間みたいな子たちに助けられてアトリエはつづいていますよ。ルートは多様で良いと思います。火事もイベントも法事もトリプルでお疲れさまでした。
Commented by u-たん at 2012-09-09 23:04 x
今日はありがとう。元気が出たよ。
体は疲れても穏やかな柔らかなもので包まれた感覚。

経験してないわたしにとって
それはどこまでいってもわたしのおもい でしかないのかもしれないのだけれど
現状をけして後悔していない
そう感じられることが素晴らしいなと思います。
Commented by azoo_azoo at 2012-09-10 07:16
できたんですね~
お疲れ様でした。
みなさんの充実した輝かしいお顔を想像しています。

秋の風がもう吹いてますか。
こちらもなんとなく季節の移ろいを感じられるようになってきました。エアコンなしの夜が何日か続いています。
Commented by vinge at 2012-09-10 09:21
☆アットロさん

わたしが「今ある自分」をルーツの人びとの中に見るように、添乗員のいない人生を選ぶぽーこには「過去」は必然であり、今の自分を構築した重要な部分であるということに気がついているのでしょうね。

でも、まだ18歳。。もっと無責任であってもいいのではないかと、ちょっとだけ思ったりもします ^^;;
ほんとに、アトリエのような場所が、あちこちにあればいいのに。。。。って思うのですよ。
・・・・というか。きっと探しますね。そういう場所を自分で。。

それが今のわたしの願いです。
Commented by vinge at 2012-09-10 09:29
☆u-たんさん

お疲れだったでしょう? ほんとありがとうね。
また、いっぱいおしゃべりしたいね。。^^

私もね、自分の経験にないことなので想像するしか出来ないけど。。
でも、傍から見て「なにもそんなに・・」って思うこともしばしばだわ。^^;; ただ、性格的に「あ、わたしの子だ・・・」と思うこともある(爆

だから、なんとなく。 
 まあ。大丈夫なんだろうな。。。。。。。という希望的観測。(金爆
Commented by vinge at 2012-09-10 09:33
☆あずりんさん

ありがとうございます~。できましたよ=!
ま、会場はごった返していたんで、まともに見てくれた人が何人いたんだろう?ってかんじですが・・

でもいいの。 u-たんさん親子が見に来てくれたから(は~と) うふ~。(^^)v

蝉もまだ鳴いてるし、日差しはきついですが、確実に秋の気配です。
夏はもう終わり。  
感傷的になるわけです。 えへ。
Commented by バード at 2012-09-11 10:05 x
くまたろうさん、お久しぶりです。
高原は涼しくなったでしょうか?

私は先週末、(テニス合宿)なるものに初めて参加してきました。
大手メーカーの研修施設でしたが、そこでの食事がとにかくおいしくておいしくて、びっくりしました。
くまたろうさんも、同じお仕事ですよね。
おまけに、おそらくは私より若いであろうおばさん達の優しさったら・・・・・・・。
感激しました。

「そのときでなければ身につかなかった 感覚」のようなものといえばいいのか

成長期の途中で、同年齢の集団に入ることによって受ける、人間としての必須の条件みたいなものかもしれない。(いわゆる社会性というものともまた違う)

私も息子のことで、時々きになるんです。
同い年でも、女の子の方が本当に大人なかんじですね。

それをわかったうえで、自分の歩いてきた道を確認しながら前を向くぽーこちゃん、人間として凄い!
Commented by vinge at 2012-09-11 15:13
☆バードさん

おひさしぶりです! お元気ですか?って、テニス合宿ですよね。。。^^;; さすが。バードさん!
こちらはすっかり秋の風です。朝晩は半そでじゃ寒いくらい。

娘の不安感はよくわからないけど、要約すると、そういう感じなのかな?と思います。

もちろん、そういうことはもっと小さな頃の感覚なのかもしれないし、いずれにせよ、子どもが子どもであるべき時に、集団になるもう一つの理由というのがあるのではないかと、最近思います。

なんにせよ、そこが欠落していることは、もういまさらどうこうできるわけじゃなし、いまからでも補う何かがあるかもしれないし、手探り状態なんでしょうね。。。

とりあえず、そういうことは口で言わないと・・・ってとこがわたしに似ています。
(夫と、むーは言わないよ~)
by vinge | 2012-09-08 09:36 | つれづれ | Comments(8)