やわらかな 日々

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無事終わりました。

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近くの大きな「山桜」が満開です。雪にも負けず~霜にも負けず~。


前記事に、お見舞いコメントをありがとうございました。

おかげさまで、昨日無事に手術が終わりました。
お年寄りが最も骨折しやすい場所で、かつてはここを痛めることで寝たきりになってもしかたがない・・といわれたところでした。(大腿骨頸部)

今は、そういうことは言わないよね。
90過ぎていても手術とリハビリで「寝たきり」をなんとかふせぐ。
そのほうが、本人はもちろん、介護する側にとっても、生活がしやすいからなんですが。。

全身麻酔を使わず、わずか一時間ほどで手術室からでてきた義母は、意識もはっきりして(本人は「夢の中のようだ」といってるけど)私はその顔を見てから帰宅、夫が夕方まで付き添ってから帰ってきました。

ビフォーアフターのレントゲン写真もみせてもらって、今後のケアのことを主治医の先生と話したのだけど、
通常、手術した病院で一か月の入院、その後リハビリ専門の病院に転院して3か月、というのがお決まりコースなのだそうで、

でも、リハビリセンターというところは、最終目標が自力で歩くことで結構厳しい訓練が待ち受けているらしく。。
そういうのって、本当にすべての人に必要なんだろうか。
そもそも、今回の転倒だって、中途半端に歩けるようになったことも原因の一つだとしたら?
それに、やっと慣れてきたホームから1か月で病院に移ったことで、かなりの動揺を見せた義母のことを思うと
もうこれ以上、場所を変えるということにも抵抗を覚えてしまうのです。
起き上がる、立つ、せめてそこまでできれば、あとは車いすの生活でもいいのじゃないか。

そういうことを先生に伝えると、先生も「人によって目標はそれぞれです。本人の気力を見つつ、今後のことを考えていきましょう」とのこと。
今のホームのケアマネさんと、病院のケースワーカーさんも加わって、これからのことを相談していくことになりました。


それにしても、介護と医療の現場って、本当に変わった。
ほんの15年ほど前、同時期に他界した実父と義父のことと比べて、日進月歩の勢いって、こういうことを言うのねって、改めて感じます。

あの頃、この医療と介護制度があったら、二人ともまだまだ生きられたんじゃないだろうかって、、
どうしても思ってしまうけど。

15年なんて、あっという間だったと感じるのは私の主観で。
やっぱりそうじゃないんだよね。

あの頃は、あの頃の最善を尽くした・・・?


結局、最善って何だろうって思うんだけど。
医療が進むことがそうなんだろうか。
介護制度が整うことがそうだなんだろうか。

でも、そうしたら、いつでもそれは「最前」であるけど「最善」ではないんじゃないかな。
しかも「善」って誰にとってか?

そう突き詰めて思うと、やはり『あなたが幸せ』で、かつ『私も幸せ』でないと、なりたたないんだろうな。


山の色が、日々変わっていく。

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裾野から、徐々に桜色と芽吹きの色が立ち上っていく。

やがて山全体が大きく膨らんで「山笑う」季節になる。

あと少しだね。
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Commented by のんのん at 2013-04-25 06:23 x
手術、無事終わってよかったね。
義母も大腿骨で80代前半だったけど、
確かにぐんぐんリハビリやらさてれました。
義母は早く自分の家で暮らしたい一心で頑張ってました。

でもほんと、くまたろうさんのおっしゃるとおり、
いくつになっても歩けるように頑張らせるのがいいのかな?って思ってしまう。
Commented by azoo_azoo at 2013-04-25 06:26
つい半月前に見た景色なのに、なんか懐かしい、笑。
こちらはまだ遅めの桜が残りながら季節は新緑の候に移っています。

本当に、医療は進んでますね。
半年前、義母と同い年だった友人の義母さんが腰の手術を受けられたのですが、多分10年くらい前ならできなかった手術で、ましてや80を超えた人なら手術自体を受けなかったでしょう。
でも、今はそうして受けられて残りの人生を少しでも快適にできる。
時代は変わったと思います。

義母さま、どうぞお大事に。
順調に快方にむかわれますように。
Commented by おとね at 2013-04-25 09:24 x
ひと安心、ですね。よかったわ。

で、書いておられるように確かに本当に医療はすごい勢いで進化してるらしい・・

たとえば、わたしの「高血圧」はストレスと体質遺伝の要素が強く(なんとかこうけつあつ、というらしい)
そういう人の血圧はなかなか薬でも下がらなかったらしいんだけどここ20年でいい薬がどんどん出てきて、わたくし、恩恵にあずかっております。

ピロリ菌除去も保険きくようになったしねえ。

でも、こわくもあるよね、たしかに。

自分で「チョイスする」姿勢はほんと基本だとわたしもおもう・・・

自分の幸せは、自分で感じるものだもの。
Commented by vinge at 2013-04-25 09:26
☆のんのんさん

ありがとうございます。
お義母さまもそうでしたか! 高齢者ほど筋力が落ちるので早く起こして、早くリハビリしたほうがいいんだって。
そう言われれば、義父なんか家で寝かせっぱなしで、あれよあれよと悪くなっていったもの。
そういう意味ではリハビリも必要だけど、でも完全に元のようにとか、それは無理だろうなって思います。
それより、早く落ち着いた生活に戻してあげたい。
難しいかもしれませんが・・・
Commented by vinge at 2013-04-25 09:37
☆あずりんさん

ありがとうございます。
そうなんですよ~。手術や薬もかわったし、術後のケアも15年前とは全然違う。90過ぎての手術なんか珍しくも何でもないって言われました・・(そして、義母はこの一年以内に2回も手術したわけです)

そうそう、もうひとつ素晴らしく変化したことは、病院側の「治してやる」的態度が、どなた様にも見受けられなくなったということでしょうか。(笑
昔の旧体制とは大違いです。(爆
Commented by vinge at 2013-04-25 09:46
☆おとねさん

ありがとうございます。
こーけつあつ~に関しては、私もその恩恵にあずかってますわ~(笑

ほんとに。本人にとっての幸せは、その人にしかわからないもの。今や、意思確認が難しくなった義母に、何が必要で何が不必要なのかを探るのは日々悶々といたします。
笑顔が出るかどうか。
ただそれだけ。。。。  ただ、なかなか今はそうはいかない。昨夜も「母 ご乱心。 帰れません」と夫のメール。とほほほ~。(*_*;
Commented by アットロ at 2013-04-26 23:55 x
「最善」と「最前」。それは今の世の中全てに言えますね。だからレトロやオールウェイズがまた人気なのでしょう。最前はすばらしいこともあるけれど、自然体のほうが医療に不可欠だと思います。「これでよし」と本人も周りも思えるのが「最善」。でも まず 良かったですね。私も3年ぶりに老親に会って来ます。ふたりで最善の日々を送っていたらいいのですが。なすすべのない距離です。くまたろうさんの日々に季節の光が温かく降り注ぎますように。
Commented by vinge at 2013-04-27 10:04
☆アットロさん

ありがうございます。

確かに素晴らしい技術。こんなものがあったらいいのに。。。とドラえもんのような世界。でも、あの世界でもいつでも何か落ちがありましたよね。
それだけじゃダメなんだ。。と、私たちは気が付いてるはずです。

3年ぶりですか・・・・やはり、どんな移動手段があろうとも、距離は距離。 旅のご無事をお祈りいたします。 東北もすっかり春でしょうね。(*´ω`*)
by vinge | 2013-04-24 10:53 | つれづれ | Comments(8)