やわらかな 日々

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峠の向こう側

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筋肉痛の日曜日。

これではもう仕事にならないので、投票を済ませたのち、みんなで山に行こうと言う。

長野県というところが、すべて「山の中」だということはみなさんご存じであろうけれど、その「山の住人」が
さらに「山にいく」といったら、そりゃあ奥さん。

すっごい 山の中のことなのだよ。 

途中、コンビニもない集落を通り過ぎ(自販機だけはところどころに並んでいる。)
落石注意の看板をいくつも通り過ぎ、うねうねうねうねと山道40分ほどで到着。

上の写真がそこ。 「差切峡」といいます。

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                    下のほうにいるのがP。 


まず、筋肉痛で仕事にならない・・と思ったのに、山に行こうなんてなんで思ったんだろう。
この時点で心で泣く。

この崖下を、登ったり下りたり。
Pに後ろからアシストしてもらいながら、何とか上り下りする。

思ったより水が汚くて、渓谷を上から見たときにはテンション上がったが、下に降りてがっかり。
雨が少なくて水量が少ないのと、上流に下水完備されてない集落があるせいかもしれない。

ぜいぜい言いながら車に戻り「じゃ、見たから帰ろう!」と言うと、夫が「まあ、いいじゃん。この先に行こう」
と、更なる山奥に連れて行かれる。

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こういうカーブをいくつも通り越して、行けども行けども山の中。
それでも、ところどころに小さな集落。
「トリック」の舞台になりそうな村を抜けて 広めの「池」ではなく 「川」に突き当たる。

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川が「抹茶オレの色だ・・」とつぶやいたむーたろうは、久々の早起きでぐったりしつつ、抹茶オレを飲んでいる。
この色が「犀川」

「犀川」というのは、上高地乗鞍岳から流れる梓川、その他北アルプスから流れるいくつかの支流を集めて
長野市方面に流れ、千曲川と合流する。

子どもの頃から不思議でならないのが、なぜ、この山奥に松本平から流れてくるか・・・ということ。
一度登ってずっと『高地』を通っている感覚なのだが、実際には登って降りて登って降りてを繰り返しているに過ぎない。

ってか、ここまで来るって、いつの間にか国道19号じゃないの!

「まあ、まあ」と夫が言いながら、車はさらに進む。

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あの犀川を過ぎて間もなく、登った感覚がないのにこんな山の上にくる。(だから、犀川の流れが信じられない)
幾重にも山と谷。平地が皆無のこの土地に、実は住民がいる。(住民に失礼)
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こんな立派な何かの施設や、ネーミングがぴったりの保育園もある。
ここは日本のマチュピチュか? 

ただし、立派な施設があるにもかかわらず、あたりに民家が一軒も見当たらない。
いったいどこに住んでいるんだろう・・・と思っていると、
やがて、近代的カフェらしきものが一軒唐突に現れ、その先の小さなトンネルをくぐると
ようやく開けた景色。

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やった====!  やっと、やっと山中脱出!! (T T)
あれが、峠の向こう側 北アルプスだよ~~~~~!!(T T) (T T)

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はあ。。。。平地っていいよねえ~。(´Д⊂ヽ

山に行きたがるくせに、あの山の中に不安を覚える。
子どもの頃の怖い夢は、いつも「山中で迷う夢」だからだ。

観光地「安曇野」は車でいっぱいだった。
実はこの日、もう一つ見たいものがあったので、観光はせずに高速道路で帰宅する。

あのうねうね道を一足飛びで帰るのだ。

モータリゼーションのありがたみ。 
一区間であっという間に地元に到着。 さらに小さな峠を一つ越えて(これぞ長野県) 
眼下に地元の街並みを見下ろしたとき、

「ああ・・・・都会だ・・・・・・」と、心底思った。(爆


もう一つ見たかったものはこの次ね。
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Commented by azoo_azoo at 2013-07-22 18:52
木曽は山の中ですもんね。
てか木曽なのか安曇野なのか松本なのかー
あーん、よく解らないのにーーーぃ、発言しちゃってすまんこってす。

Pちゃん平服に見えますが、足元はがっちりトレッキングシューズだったりするんすか?
私は30過ぎに京都で1番高い山に登っただけで、
向いてないことが解って以来、全く山方向には向かっていません。
多分この先も向かうことはないと思いますが、
こうして見せていただけるだけで、眼福でございます。

ご無事で戻られてよかったです。
Commented by vinge at 2013-07-22 21:21
☆あずりんさん

木曽も山の中ですが、だいぶ南のほうです。^^
ってか、どこもかしこも山です。笑

私も、トレッキングシューズとか持ってないし、山登りはあまり好きじゃないので、里山がいちばんいいですね。
Pも、普通のスニーカーですが、やつは猿のようにどこでも入っていきます。で、山に入ると猿のように生き生きするの。(爆

Commented by アットロ at 2013-07-23 14:57 x
こちらも 田舎だけど海と山と街が すっごく近くて こんなに 街が恋しくなるような山の風って いいなー。と思える猛暑のこの頃です。
Commented by vinge at 2013-07-23 21:33
☆アットロさん

行けども行けども山の中のこんな土地に、昔の人はなぜ分け入ってきたんだろう??という疑問。

そうか! 暑かったのか!(゚Д゚;)

ようやく謎が解けました。

猛暑お見舞い申し上げます。 今日はこちらも暑かったです~~。(;´Д`)
Commented by おとね at 2013-07-24 09:20 x
おお~~~~

まるで絵ハガキみたい~(という表現しか思いつかない)相変わらず、その瞬間を切り取る技術うなるわ~

その19号、すすんでいたら、わたしんち。
つながってるんだなあ、って思ったよ。

昨日唐突に娘が

「長野の人ってさ、長野が大好きらしいね」といいました。

ああ、ねえ。そうねえ。そうかもねえ。とあの方この方
の顔を浮かべる

ついでにくまたろうさんちの近くの温泉につかった時に
ご一緒したおばさまたちの「ここ以上にいいとこはない!」ときっぱりおっしゃったことばも思い出す。(いや、ほかにいったことないけどね~と続けて言われてこけそうになった・笑)
Commented by vinge at 2013-07-24 10:47
☆おとねさん

そうよ!19号ってつながってるよねえ~!(´゚д゚`)

おとねさん、娘ちゃんに伝えて。
「ここがいちばんいい。」とか「大好き」って言わないと、ここで暮らしていけないんだよ (爆

冬の寒さとか、不便さとか、文化の楽しみに欠ける・・・・とか、気がついちゃダメなのさ。(≧▽≦)
by vinge | 2013-07-22 10:54 | つれづれ | Comments(6)