やわらかな 日々

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伝えていくもの

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今朝もうっすらと積雪。

日曜日の昼頃、夫の携帯が反乱をおこしまして。
私に掛けたはずがPに発信してしまい、慌てて家電に掛けなおしたら
今度は友達のところにつながってしまうという・・・・・泣

「老眼で、よく見えなかったんじゃないの~?」と責める妻に、「いや、違う!!」と言い張る夫。

そんな私の携帯は、昨日メールしようとしたら「このカードは認識されません!」とか出て送れない。
何度試しても、どうやってもその1点張りで、ついに私のも??

わたしのも夫のも、かれこれ7,8年使ってるので、いよいよ買換えを考えてます。

スマホの必要性が、いまいち感じられないので(友達少ない。連絡こない。ネット見ない。)多分またガラケーです。(^^ゞ

ああ・・・しかし・・・いろんな出費が・・・・涙




****************




今朝の新聞で、 「吉野弘」さんの訃報を知りました。

昨年から、「あ・・・・・・」と、言葉を失うほどに、次々と著名な方の訃報。

お年を知ると、もうそんなお年に・・とも思い、それでも残念でならない。

けして、お会いできたとか、生のお声を聴けたとかではないが、
ずっと過去の先人の言葉と、同じ時の流れの中で伝えられた言葉は、何かが違う。

同じ時代に生きている・・・という「確かな頼りがい」がそこにあったような気がする。





この詩に出会った時のことは忘れない。 






以前のブログにも載せましたが、もう一度、ここに載せます。







奈々子に   <吉野弘>


赤い林檎の頬をして
眠っている奈々子。

お前のお母さんの頬の赤さは
そくっり
奈々子の頬にいってしまって
ひところのお母さんの
つややかな頬は少し青ざめた
お父さんにも ちょっと
酸っぱい思いがふえた。

唐突だが
奈々子
お父さんは お前に
多くを期待しないだろう。
ひとが
ほかからの期待に応えようとして
どんなに
自分を駄目にしてしまうか
お父さんは はっきり
知ってしまったから。



お父さんが
お前にあげたいものは
健康と
自分を愛する心だ。


ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。


自分を愛することをやめるとき
ひとは
他人を愛することをやめ
世界を見失ってしまう。


自分があるとき
他人があり
世界がある


お父さんにも
お母さんにも
酸っぱい苦労がふえた


苦労は
今は
お前にあげられない。


お前にあげたいものは。
香りのよい健康と
かちとるにむづかしく
はぐくむにむづかしい
自分を愛する心だ。




これからの、父と母と子どもらに伝えていきたい詩です。

                                          合掌
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Commented by azoo_azoo at 2014-01-22 06:47
そうですか、吉野さん亡くなられたのですか。
夕焼けとか祝婚歌とかとても好きでした。
この詩も。
大きな声を出すのでなく、しっとりと自分を顧みるような心の声みたいな詩、素晴らしいですよね。
忘れがちだけど、心に留めておきたい言葉達です。
合掌。
Commented by vinge at 2014-01-22 22:27
☆あずりんさん

最近、新聞開いて、あ、この人も、またこの人も・・・と驚くこと多いです。悲)
やなせたかしさんとかも、中学生の時は一生懸命読んでましたからね。(^^ゞ
彼の作った雑誌の中でたくさんの詩人の方を知り、吉野さんもその一人です。

この詩は、数年前に知ったのですけど。
タイトルがね。。。。(^-^;
大切な詩です。






Commented by azoo_azoo at 2014-01-23 06:14
あ、私もその雑誌見てたわ、少しの間だけど。
Commented by vinge at 2014-01-23 08:46
☆あずりんさん

わわわ!そうなんですね!(*‘ω‘ *) 
イラストレーター登竜門みたいになってましたけど、絵も詩もすきでした。
足の長いアンパンマンもね。笑
Commented by さく at 2014-01-23 09:44 x
私も見てました。中学生くらいだったかしらね。

Commented by vinge at 2014-01-23 10:13
☆さくさん

おおおお!さくさんも!(*´▽`*)
うれしいわ~~。

あの雑誌って、「読んでました」って人に言うのが恥ずかしい時期がなかったですか? 爆)

Commented by u-たん at 2014-01-23 10:31 x
特別な詩ですね♪

以前 祝婚歌 を結婚式のスピーチで聴いて
谷川さんだと思い込んでいました。

目線が限りなく穏やかで暖かいね。
Commented by azoo_azoo at 2014-01-23 12:06
タイトルもうろ覚えで、
調べたら、「詩とメルヘン」?
雑誌で知り合った人と文通とかしてましたよ、笑。
Commented by vinge at 2014-01-23 14:01
☆u-たんさん

祝婚歌、そういえばそうかも・・・(*´ω`*)
谷川さんのも、若い頃の20億光年の~とかは、わけわからないのが多かったけど、だんだん心に染み入るような詩がふえたね。

って、自分が年取ったってことか!爆)
Commented by vinge at 2014-01-23 14:07
☆あずりんさん

そうそう!それです!
私、嫁入りに持ってきた本は、それとアサヒグラフだけ。笑)
だって、あの当時自分のお小遣いで買うには高かったんだもん。 金爆)

文通してたなんて、もし私も投稿してればあずさんと出会ってかも? ( ゚Д゚)
あの頃、記載された人は、有名無名関係なく住所載ってましたよね~。今じゃ考えられないことだけど・・・
Commented by アットロ at 2014-01-23 23:13 x
やなせ先生も吉野弘先生も、ただひたすらに 合掌です。
とてもとても 好きでした。
あの詩のことは伝えて行こうと思います。
子ども達 わかるかも知れないから。・・ね。
Commented by vinge at 2014-01-24 09:04
☆アットロさん

個展の成功おめでとうございます。
お疲れ出ていませんか? ゆっくりしてくださいね。(*^^*)

詩と絵は、あの当時の私にはなくてはならないものでした。
子どもたちにもきっと伝わりますよね。(^^)

by vinge | 2014-01-21 09:58 | つれづれ | Comments(12)