やわらかな 日々

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とりとめもない


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昨日 空いっぱいに広がった「うろこ雲」は、そのまま雪雲に変わった。








なんとなく落ち着かない日々を送っている。

いや、外見上はめちゃくちゃ落ち着いてる。

ここしばらくは、PC開けば、フリーセルばっかりやってる。気が付くと2,3時間過ぎているという最低の落ち着きぶり。
さっきもやっていて思ったんだけど。
このカードゲームは、たぶん心境にぴったりなんだな。

散らかったカードを、ただ順番に並べ直す。

散らかったものを片付けたいんだ。 いろいろなものを。 こんなふうに。 





日曜日。 返しそびれていた図書館の本を、いつもの(村の)図書館でなくて、近くのコミュニティーセンターに返しに行った。
その日が何の日かすっかり忘れていて、いやに駐車場が混んでいると思っていたら
「成人式」だった。

式が終わった直後か、ホールがごったがえして、外には少数のやんきー君がたむろしてた。

ここは、各中学ごとの式典なので、多分知った顔もあろうはずなんだけど。

まったく見分け付かず。 もとい 昔の顔も思い出せない事に気が付く。爆

しばらく、階段の上からホールを眺めてみたけど、やっぱり、一人一人の顔を探すというより、塊としか見えない。
それは、幾色もの糸をかさねた、巨大な手毬のようでもある。

人込みを避けて、図書館では、本も背表紙だけをみて、パパッと数冊つかんで借りてきた。

こともあろうに「しげまつ」

ゼツメツ少年

重松 清/新潮社

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昨日は、これに一日を費やした。
せつない。 ひたすら切ない話。  いやさ。彼の話は、こういう切なさの中に温かみがあるものが多いんだけど。
そこに救いのある小説なんだろうけれど。
だから、小説ってことなんだろうな。 とか。 ひねくれちゃって。

やだね。おばさんは。 と 涙だらだら流しながら思う。 金爆

こんなもの読むもんだから、いろいろ思い出しちゃって。
成人式も見ちゃったしな。

と、自分の過去。

自分の成人式は、最低だった。(自己基準)
ああいうものは「もう忘れちゃったわ」とか言いたい。 

残念なことに、めっちゃ覚えてる。
あんな恥ずかしい着付けと頭を忘れるわけがない。(そこ!)

結婚式に次ぐ、似合わないスタイル。

なぜなら、そこに自分の意思が一つもないから。



高価な。そりゃあ高価な着物をあつらえてもらった。

「あなたが大学に行かなかったから、せめて着物くらい」と。
そんな言葉を何度か聞いた。




大学受験の願書を出そうと思ったとき、当然だが、お金が必要だった。

3度目の受験をする兄と、受験が被って、そちらに気がとられていたのも確かなことで。
そこに莫大な費用が掛かることも確かなことだ。
そんな大事な話をしている最中に。
横からいもうとが、とんでもないことを言い出したもんだから。

「そんな、受かりもしない大学に出すお金なんかない!」

こんな言葉がとっさに出ても。

しかたなかったんじゃないか? と  いまなら 思う。  

思うか?

いや。 「わからなくもない」 というくらいのレベルで。

だがしかし。

まだ18歳には、その言葉は、こたえた。  がつーんとね。 左アッパーでね。 

今思うに。 私も若かったし。 なによりもバカだった。

なにも調べて無かったし、大学っちゅうもんが、そんなにもたくさんある事も知らなかったし。
仲間内もみんな馬鹿で。
身の程知らずに、あんなとこや、あんなとこばっか目指すんで。

だし。 うちの親は、そんなネームバリューのあるとこしか、行く意味ないと言ってたし。
そもそもが、私の行きたいとこは反対だったし。

「じゃ、受かりそうなとこなら受けてもいいですか?」なんて。
あの時は、全く聞ける雰囲気じゃなくて。
ってか。聞くまでもなく。
答えは知っていた。 

それから2年たって。

いらない。気に入るものが無い。 だからいらない。

と何度も言ったのに。
着物が届いた。

うち、こんなにお金あったんかよ。  

まあ、大学行かなきゃ、これくらいあと2,3枚買うのはたやすいことだろう。(そして、ほんとにそのあとも着物は届いた。)

これかよ。そんな表情を読み取って、またそれを咎められる。
以後、何度もそんな繰り返した。
「大学行かないから、せめて・・・」という言葉とともに。








こんなこと書いたけど、じめじめしてるわけじゃない。 
さっきも書いたけど。親の気持ちもわからなくもない。

いろんなことが「ふっ!」って鼻先で吹き飛ばせる。
50歳過ぎたら、そういうふうになった。
やっと、大人になったのかもしれない。(晩生なんだと思う)← 

というか。 もう過去より、先の人生が短いからだろ。 とか。 言っちゃダメ。爆

ただね。 忘れちゃダメだって。そういう気持ちがある。
子どものころのあの気持ちをね。

笑い飛ばしてしまって。 あなたもね。と、若い人に伝えるのは違うよね。

苦いものは苦いと覚えていよう。

あ。
やっと、カードが並んだ。


ちなみにさ。  若かりし頃、あんなにも自分が見えてなくて。 ばかで。 一途だったんだけど。

いま、あれほど書いた画力がどうなったかっていうとさ。

このレベルだからね。

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自画像

どう?味わい深くって? 








































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Commented by おとね at 2015-01-16 08:43 x
あはははは~リンクっ!
私もさ、成人式の数日後ふらふらと図書館いって
普段ならぜっっっったいに選ばない本借りちゃって
昨日いっき読みしたさ。まだ読んでないのもあるさ。
で、くう、となったさ。

ま、でも、そのせつない気持ちを変な方向にぶつけなくてまだよかった、ということで。

娘が「大学入試は情報戦」というのだが
情報があってもそれ、言えなきゃ意味なくね?とおもうわ。
ネットもなかったしね~あのころは。
Commented at 2015-01-16 12:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by vinge at 2015-01-16 20:54
☆おとねさん

あはは。なんだかね~。
なんか、もうとっくに事実はどうでもよいことなんだけど、でも気持ちはどうでもよくないというか。
ん~。こんな気持ちを人生の大半に持ってしまったわけだし。
まあ、
よく「学校なんか行かなくてもいいじゃん」っていうひとがいるけど、そうじゃないのよ。それは「学校へ行った人」だからそう言えるんだよ。
ということがわかる人になったのは、やっぱり大きな意味があったと思うんだ。
うまくいえないけど。苦笑
Commented by vinge at 2015-01-16 21:42
☆鍵コメさん

あ、この中で「いもうと」というのは私のことです。(^^ゞ
二人兄妹。二つ違いなの。

まあ、ほんとにいろいろありますよね。
私も後悔とかしないんですが、こういうこと書いちゃうと、ほんとうまく言えなくて、そのことが後悔だったりするんだけど。爆
私は、50歳過ぎてほんとに楽になったと思うんですよ。
たぶん、そこを詳しく書くことはないと思うけど。
きれいごとにまとめるのはもうやめようと。
なんか、自分をそう許しちゃった気がします。爆
Commented by おとね at 2015-01-16 21:45 x
息子がさ「無責任なこと言うなっ」っていったわさ。
学校出て、それで仕事についたかーちゃんが
知らない癖に適当なこと、いうなっ。ってさ。
ごもっとも、だと思ったよ。
だからわたしは学校を否定しない。肯定もしないけどね。
Commented by vinge at 2015-01-16 22:45
☆おとねさん

息子君。ごもっとも。(笑)
というかさ。彼はもう自分以外に自分の人生の責任持てる人はいないってことが十分わかってるんだよね。
で、それが重たい時もある。と うちのPは言いましたとさ。爆

親は人生の指南役じゃなくて、帰れるところでありたい。
ただ、そうありたいと思うのであります。


by vinge | 2015-01-15 11:58 | つれづれ | Comments(6)