やわらかな 日々

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余白の部分

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「ミサゴ」がやってくる季節になった。
一昨日は家の前の池にダイブした直後を目撃して
「きゃ===!!おぼれてる===!!」と勘違い。
ぽーこを呼びに走ってる間に、ちゃ~~んと飛んでいってしまわれた。008.gif
だって、ぺったりと水面に浮かんでいるんだもん。間違えちゃうわよ。008.gif


昨日は夫と義母の通院のため出かけ、病院の帰りに桜見物もしてきた。
どこも満開が過ぎたけど、昨日の強風で桜吹雪となって見事だった。
義母は車から降りることはなかったけれど、「こんなにきれいな桜初めて見た」って喜んでくれた。

天気はいまいちの曇り空だったけれど、桃、梨、りんご、菜の花、山桜、山吹・・あらゆる花の咲きだした信州は春爛漫の季節となった。
芽吹きも加えて、日々刻々と景色が変わる。
写真を撮るのも忙しい。。
そして、なかなかうまく撮れないのがもどかしい。。 
こういうとき、昔絵を描いていた頃を思い出す。
もどかしさで、いつも爪を噛んでいた。

絵を描くことも写真を撮ることも、自分の表現手段であるわけで、もどかしい思いは、自分をうまく伝えきれないことにある。
子どものころ、いつもうまく伝えられなかった。言葉や態度で表現することがとてもへただったので。。
そして、いつも指先がぼろぼろだった。

もちろん、今はそんな鬱屈した思いでいるわけではない。 
だから、爪も噛まない。


家に帰って、写真の整理をしてブログアップもした。

写真に付く言葉は考えない、言葉が降ってくるときにだけつける。
だけど、言葉は写真よりも意味を成してしまうので、文法はちょっとだけ考える。

昨日は「ごとく」が気になったので、ぽーこに相談する。

P「如くは・・・連用形なので、〇〇のように△△と続きますね。 如しで終止形、ごときの後には名詞がつづきます」

母「そうか・・・・この場合、名詞を続けるつもりではないから、やっぱり『如く』がいいよね。
ただし、△△の部分は見る人が各自考えてもらえばいいんだ。
母さんはね。絵でも写真でも説明し過ぎるのはいやなんだな。
どこかに余白があるっていうか・・ そこから見る人の想像が膨らむ余地がある。そういうのがすきなんだ。

絵はさ、全部が全部わかってもらう必要はないんだよ。 
私の思うことがこのくらいあって描くでしょ、それを見た人がこんなふうに感じる」

そういって、集合の図を書く。

母「この交わりの部分、ここがあればそれでいいのよ。 これが共感。 」

娘の前で、ささやかに芸術論。
ぽーことはこういう話もできて楽しい。

そうそう、そういえば写真にいつものように名前を入れようとして、フォトショを開いたら設定が初期に戻ってしまってレイヤーが消えちゃった!
が~~~~ん。。。。

もうやり方がわからん。008.gif

PCだけは、ぽーこには無理なので、むーたろう様にお願いしないと。。。
ヤツは厳しいからな。007.gif
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by vinge | 2011-04-28 09:59 | 写真 | Comments(2)

なるほど!

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春といえば、すてきな春ばかりじゃない。。
やっかいなものは「花粉」と「虫」

むし! 虫だよ!! 蟲!!!


虫の季節ですわね~・・・・008.gif


このゆきやなぎの周りにちらちらしているのは、みんな「虫」でございます。

「春のお知らせ虫」・・・・・・・・・・・な~んて言ってたときはよかったわねえ・・・・(遠い目)

年々。。。。。年々。。。。。。。爆発的に増えてます。

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庭木にも、壁にも、洗濯物にも。。。。。。みっちりとはりつくし~

迂闊に口など開けられないどころか、目にも鼻にも耳にも入ってくる。
夜は、うっかり猫などを入れようと戸を開けると、「もあっ」と煙のように侵入。
照明カバーの中も虫だらけ。007.gif

ところがこの虫、池のふちに建ててある家の庭にだけ発生するの。道一本隔てるとそこはすっきり・・
一昨日、同じく池のふちに住んでいる奥さんから電話があり

「ねえ、虫酷いでしょ? これって絶対池の草刈をそのまま放置したせいなんだよね!
そこへ、ここんところの猛暑で大量発生してんのよ!
これって、絶対、市役所でどうにかしてもらうってもんだよねえ~?」
と、えらい剣幕でお怒りなんだけど・・・

まあ、そういう原因なんだろうなあ~とは思ってたけどねえ。。

民家が池の土手際に無いところは、土手焼きしているので確かに虫の発生が無い。
しかし、ここの池の周りには我が家も含め家が近すぎて、燃やすのは大変危険。
農家組合で草刈した草は、そのまま堆積して、虫の格好の繁殖場所となった。

「焼くか、農薬蒔くかどうにかしてもらわないと~!」と、奥さんはさらに続ける。

ん~~~・・・・でも農薬もなあ。。。。。薬はいやだなあ。。。。008.gif

私が、返事に困ってると

「そりゃあ、農薬は私もいやだから、燃やすのが一番いいと思うんだよね。
でも、だんなが、そんなことしたら絶対火事になるからダメだって言うんだよね!」

「うんうん。お宅のだんなさんなら絶対言うと思うよ。」とわたし。

「だから! 水持ってかまえてりゃいいっていったのよ!! 水は池にあるんだから!!」

おお!なるほど!005.gif




さすがです。

消防士の妻の発言。

実現なるか?



ならんだろうなあ~~・・・・008.gif
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by vinge | 2011-04-26 09:54 | つれづれ | Comments(0)

山の上の公園

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毎年恒例の『山の上の公園』に行ってきた。

一般コースでない林道を行くと、狭いので対向車とのすれ違いができない。
(しかし、一般コースも同じくらい狭いんだけど・・・)

ゆっくり写真を撮りながら行きたいので、途中で車から降ろしてもらって歩いた。

芽吹きも始まっているけれど、まだまだほんのわずかで、山全体では褐色の冬の色の部分が多い。
それでも、一つ一つを見れば、小さい葉が出ていて、森の中は大きなエネルギーに満ちている。

毎年同じものを撮りながら、毎年新しいことを発見する。
日々は同じようでいて、けして同じでないということを実感する。

たぶん。そういうことを子供のころから感じて、子供のころからその一瞬を切り取っておきたいと思っていたんだろう。
つまりそれが私のライフワークとして、今に続いているような気がする。
私は、10歳のあの頃からなにもかわらない。
『今日のこの空の色は、今日しか見ることができない』


というわけで、昨日は273枚の写真を撮ってきた。 デジカメってすてき。001.gif

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山の上の桜は、木がだいぶ弱ってきてしまっていた。 
植樹した公園だから、この突風吹き荒れる高台では無理もないと思う。
そもそも、ソメイヨシノの寿命は短い。
山桜何百年・・・というわけにはいかないんだろうな。。

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堤防沿いの桜堤も、まだまだ見ごろの様子。
それにしても、この高台も堤防沿いも人がいない。 にぎわっていたのはあとで下に降りてわかったんだけど、オープンしたてのショッピングモールだけだった。008.gif

一組だけ、家族でお花見している人たちがいて、その人たちの近くに車をとめてあったので、帰ろうとしたときに、そのおじさんの熱弁が聞こえてきて。。

「この竹やぶの下に、いのししと戦って勝った金持ちの山田の家があるんだ!」

思わず、ぽーこと私がぷふーっと噴出しそうになった。
いのししと戦う?? 金持ちの山田?? 
気になる気になる!! 
話の続きに後ろ髪ひかれながら、車に乗り込んでからぽーこと大笑いしたんだけど、その家族だ~れもわらってないの。
おじさんもしかして、いっつも同じ話してるとか?

いや~~花見だなあ~~。003.gif

山道を降りながら、時々鳥の声に耳を澄ませる。

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今回は、「こげら」がすぐ近くで撮れたんだけど、これ70枚も撮ったのに、ピンがあってるのはわずか三分の一くらい。。。
どうも、ピント調整が甘くなってしまってる。
カメラのせい?腕のせい? でもなんか最近おかしいんだよね~。カメラも家電だからなあ~。。
ど、どうしよう~新しいの買っちゃおうかなあ~。
「新しいのを買うなら、今のを私に譲って!」というぽーこ。 
よし!これを誕生日のプレゼントに・・・・・・・・とせこいことを思う母。028.gif

下に降りたらもう1時をとっくにすぎていて、おなかもぺこぺこだったので、バイト先で評判のいいイタリアンのお店に行った。

外観は小さな蔵。 中は狭い。 狭いのにそれをさらに区切ってあって、二つのテーブル席を壁で囲んでいるので、お隣の話し声がまたまた聞こえてきてしまう。008.gif

聞こえないように、自分たちもしゃべっていればいいのに、いつもくっついてる家族って、あんまり話すこともないしね。
で、つい、先ほどのおじさんのことを思い出しちゃう。
どんな面白いことも、その家族にすればいつもの話ってか?

で、隣のテーブルは若い男女のペアなんだけど、食事は終わっているのにお話が盛り上がっている。
でも、どうやら恋人同士というわけでもなさそうな丁寧な口調。

そして、時々聞こえる「がれき」とか「仙台空港が・・・」とかから、ますます気になってくる。
どうやら、二人、別々のところで「ボランティア活動」をされてきたもよう。。

ランチはおいしかった。

おいしかったんだけど、耳がもうそちらに向いてしまっていて、うちは3人で無言で食べる。

テレビで聞くより、生々しいお話が延々と続く。
やがて、原発の話になり、これからいったいどうするのか・・・・というところでわたしたちが席をたった。

胃袋は重くなったけれど、ランチより違うもので重くなった気もする。007.gif

外へでて、図書館に向かいたいのだけど、やはりショッピングモール渋滞で街中がえらいことになっていた。
で、ぐるっと迂回して図書館へ。。

夫は、口数いつもよりずっと少なかった。
何か考えているのかと思ったら。。



歯が痛かったのだった。025.gif

で、今日は会社お休みして歯医者さんへ。。。


今日はお天気がコロコロ変わる。 体調には気をつけようね~。034.gif

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by vinge | 2011-04-25 12:19 | つれづれ | Comments(2)

もっと遠く ひろく

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バイト先のビルの外階段を上って撮影。

そうでなくても高台。
そうでなくても高所恐怖症。

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それにしても、せまい。 なんて狭い土地なんだろう。。。
子供のころは、この狭さから脱出したかったのに。

今じゃ、どっぷり浸ってるよん。はははははは。(~-~;)ヾ(-_-;)


先日のこと。 ぽーこからの執拗な問いかけに答えていた。

科学について。科学を追求していくことによっておきる矛盾。 これから求めていくこと。
世の中の変化について。

それらを中心にあらゆる質問。
丸々半日。


ああ~。きびしかった。042.gif

かろうじて論破した。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???

まるで、「サンタクロースはいるのか?」の質問に答えるみたいだった。
あの手、この手で隙を突いて来るんだもん。

知識としては、完全にぽーこの方が多いんだろう。
だけど、あえて私の意見、考えとして、出せるだけ出したつもり。

ここに書けるほどの自信はないから書かないけど。。
話しながら、揺るがないものを自分の中に見つけられたような気がする。

そうだ。確かに私の中にはそれがある。
だから、娘に話すことはけして嘘じゃない。
世間的に、学術的に間違っているかもしれないけど

いわば 
「サンタクロースなんかいない」と思いながら「サンタさんはいるんだよ」というのと
「サンタクロースはいるんだよ。 あなたのなかに。わたしのなかに。」と心から言えるのとの違い。

私は私の経験から、出合った人たちから、読んだ本から、いろんなことを思ったり考えてきて、今こう思う。

飾らずに、気負わずに、自分の思ったことを話す。

なかなか、スリリングで楽しい激論だった。012.gif

「だってさ。私は結構ねちっこいんだよ。」とぽーこは言うけど

ほんと、ねちっこいやつだぜい。。。008.gif

「だけどね。母さんには限界があるんだよ。残念だけどこれ以上聞かれても母さんの限界はここ。
わかってるだろうけど、母さんの言うことはあくまでも母さんの考えだからね。
あなたは、これから、もっと広くたくさんの人に会う必要があると思うよ。
でも、それは偉い人とかすごい人に会えばいいってことでもないんだよ。

母さんはね。たくさん本読んだわけじゃない。勉強したわけでもない。 そんなことはあなたよりずっと少ない。
だけど、あなたより長く生きた分だけ、経験が少し多いかもしれない。
ただそれだけなんだよ。

母さんは、他の人がみんな大学に進むときに行かないほうを選んだでしょ。
でも、そこでの経験をしてみて、無目的で大学に進んでいたらたぶんすごくダメな自分になっていたような気がしたのね。
こんな言い方は間違ってるんだけど、社会の底辺といわれるところで、生活している人たち。。。
でも、その人たちの中にこそ真理はあるんだよ。

と、母さんは気がついたわけさ。

さて、母さんはここが限界。 これ以上はギブアップ!」


長い話の途中に帰宅して、そばで聞いていた夫。 
「オレ、議論は苦手!」と、さっさと逃げました。 こんにゃろめ!!033.gif
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by vinge | 2011-04-22 09:43 | つれづれ | Comments(2)

にぎやかな朝

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雨上がりの朝は、小鳥たちの声であふれている。

しじゅうからが巣作りを始めた。 
巣材を運ぶのはもっぱら雌の役目。 雄はその近くをけたたましく鳴きながら、付いて回るだけ。
まあ、一応警護しているつもりなんだろうか・・

雌は、数十メートル先の林からコケを取に行くのに、所要時間往復1分。
一分おきにお口いっぱいのコケを運んで、巣箱の中に10センチくらい積むと、次は動物の毛を集めてくる。
ふかふかのベットが出来上がると、8~12個の卵を産む。

昨年は天候不順のせいか、母さん鳥は根気よく卵を暖め続けたのに、孵化せずに終わってしまい残念だった。
今年はかわいいヒナちゃんが見たいなあ~。。。

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しじゅうからの写真を撮ったのち、池の向こう岸をながめたら
大きなクヌギの木のてっぺんにいたのが・・・

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「キレンジャク」  ああ!写りが悪いねえ~。トリミングしても荒すぎてダメなので、こんな写真でごめんなさいだわ~008.gif

やっぱねえ。。。新しいカメラが欲しいよお~。 (ん?カメラのせいなのか?なのか?なのか?)

キレンジャクは団体さんでいることが多いのに一羽だけだった。
仲間とはぐれちゃたのかしら? 
尾の羽が鮮やかな黄色なのが「き(黄)れんじゃく」 真紅の尾羽が「ひ(緋)れんじゃく」
とてもきれいな鳥です。

低い藪の中で盛んに鳴いているのは「うぐいす」 
ほーほけきょ♪とずいぶん上手に鳴くようになってきたけど
なにしろ姿を見せてくれないので、近いのにどこにいるのやら。。

それに比べて、堂々としているのはこちら
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「ほおじろ」 さえずりがとてもいい声なので、昔は捕まえて飼う人が多かったらしけど今は禁止です。

そもそも、鶯の「ほーほけきょ」もさえずりの声で、繁殖期にお嫁さんを探すときの鳴き声なのね。
人が楽しむものではないのです。
そう思うと、カナリヤとかもどうなのかな? って考えちゃう。

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これは、先日の土曜日に撮った「カワラヒワ」のペア。
ぽーこがこれをみて「カワラヒワって、求愛給餌するっけか?」って言ってたけれど、
何か渡していたのは確か。

求愛給餌・・・・いわゆる「プロポーズ」のこと。
受け取ってくれれば「OK]だし、無視されれば「ざんねんさん」ってことです。
上の写真の鳥たちは受け取っていたから、商談成立めでたくカップル(死語)誕生!おめでとう~。

土曜日には、こんなのも見た!
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「あかはら」 枝がかぶっちゃったけど、おなかが少し赤いのがわかりますか?

「つぐみ」のなかま。 それにしても、見たまんまの名前。ほかにも「しろはら」てのもいます。
そう、おなかがしろ・・・・・008.gif


それにしても、やっぱりこのカメラ「シャープ」さに欠ける気がする。008.gif008.gif
腕なのか? そうなのか? やっぱりか??

むむむむむ~~~~~! なのだああ~~!!021.gif
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by vinge | 2011-04-20 09:45 | とりのはなし | Comments(0)

さくら さくら

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桜が咲いた。

県内でも少し遅れるこの地方の桜も、昨日の暖かさで9分咲き~満開に。
今日は気温が下がるようだから、少し花ももつだろう。。

昨日は、むーたろうの諸々の用事を済ませながら、ついでの写真撮影で桜の場所を訪ね歩いた。

午後はあいにく風が強くて、なかなか思ったように取れなかったけど、
まあ、いつもながら有名どころははずして、人気のない場所ばかり。

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観光地は恒例の桜祭り。
震災以来観光客がぱったりと途絶えたという話だったけれど、行った人から聞いたら、観光バスはぎっしりと駐車場にあったし、まずまずの人出だったらしい。

先日、テレビで観光客の誘致で、宿泊料金の何パーセントかを義援金にするから、どうぞ来て下さい。
というようなCMを流していた。

こういう言い方ってどうもすっきりしない。

なぜ、そこで「義援金」なんだろう。
もちろん、その意図はわからなくもない。

けど。。 なんだか胡散臭い。

これと似たあまり好きでない言い方が「私の(がんばった)ご褒美に〇〇を買う」。

なぜ、それが欲しかったから買うとか、好きだから買う(食べる)じゃだめなのか。
いちいち理由付けしないと買えないのはなぜか。

何か、誰かに対して後ろめたいものがあるからの「理由付け」じゃないのか?と思ってしまう。

「わたし、こんなに頑張ったんだもの、これ買ったっていいわよね。ご褒美よね?」って、誰を意識してそう言い聞かせなくちゃならないのか。

観光誘致のCMも、後ろには、お客側の被災地への思いと、観光地側にもその思いがあってのことで
そこには「善意」ももちろんあるだろう。
だけど、それだけではないということが「義援金」という言葉を出したとたんにあからさまに見えてしまうのだ。

お客が途絶えて困っているのは「わたしなの」と、はっきり言えないもどかしさ。
ストレートに要求がいえないもどかしさがいくつもからまって、言えば言うほど珍妙なことになる。


花見を自粛しろなんてのも、わざわざいわれなくたって、誰しもこの春、心から楽しむ気持ちになんかなれないんじゃない?
(だけど、その気持ちだって人それぞれなので、一概に同じことを思っているわけではない)

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桜は、春がきたから咲くだけで、
ただそれだけで、

生きているから咲くだけで。

見上げる人の気持ちなど、かまいはしないのだ。



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昨日は、なぜか思い立って「小学校」の桜を見てきた。
長い長い通学路を歩いて、やっとたどり着いたその川沿いの桜を、久しぶりに眺めた。
7年ぶりの桜だった。



「私には、この桜を眺める余裕なんか、ここに通うあいだ一度もなかった。」


ぽーこが、そうつぶやいた。


そういえるだけ、そしてここを眺められるようになるだけの時間が経った。



桜の木にはそんなことも何も関係がない。

ずっと、ずっと 春に咲くだけのことなのだ。
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by vinge | 2011-04-18 17:17 | 写真 | Comments(0)

月日の流れ

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淡い黄色がやさしい花。
毎年「なんて名前かな。。」って思うけど、調べてないので、いつも「あの場所に咲く、やさしい黄色の花」とよぶ。




昨日、ぽーこが私の古い手帳を眺めているので、「なにを見てるの?」と聞いたら

「ほら、ここ。 卒業式ってかいてあるけど、だれの?」という。

手帳は昨年のもの。書いてあるのは間違いなく私の文字。

「え??? だれ?? うち・・・卒業なんて誰も関係ないじゃんね?」って首をかしげて、む~~んと考えて。。


「やだ!! これ、あんたのじゃん! 中学の卒業式だよ!!」005.gif

ああああ・・・・やだやだ・・・・・一年前をすっかり忘れておるわ。008.gif
ってかさ、卒業式なんてなんも関係なかったし、
それよりも、中学なんて遥か遥か遥か、は~~~~るか昔のように感じるわ!

そうか。たったの一年前のことだったか。008.gif008.gif

「で、何であなたは私の一年前の手帳を見てるわけ?」と本題に戻ったら

「いや。。バイト始めたのいつだったけか?と思って。。」とのこと。

手帳には、4月14日に社長と面接した時間が記されていた。
で、翌日には仕事が始まった。

きっかり一年たったんだ!! 頑張ったな= ・・・・・わたし!012.gif

え?わたしでしょ? 違う??  あ、ぽーこもか!(爆)

最初は、早起きしなきゃならないので、夜は早めに寝ようとか言ってたのに、今じゃ、夜は12時まで起きてるし、そうかといって昼寝するわけでもないし、

「たぶん、半分は寝ながら仕事してると思う」といいつつも、一日も休んだことなし。
朝も、一度も私が起こした事なかった。
私が、急遽いけなくなったときには代わりに行ってもらったこともあった。

「そのかわり、バイトが休みの日は起きないよ。」ということで、金曜日は昼近くまで寝てるんだけど。。037.gif

「仕事することは嫌いじゃないんだ。」という。 
バイト代は義援金に使ったのが初めてで、それ以外に一円も使っていない。

バイトのない日には、いままでどおりに家事をする。
「それはね、学校を辞めると決めたときに、自分でそうしようと決めたことだからいいの。」とのこと。

ふむ。。。。

頑張ってるのは。。。。。やっぱ。。。。むすめか。 009.gif



昨日の夕方、私がバイトに出かけたら、調理師のTさんが
「ぽーこちゃん、この時間、このあたり走ってる?」と聞くので

「たぶん、その辺にいると思いますよ~」というと
「じゃ、冷蔵庫にぽーこちゃんにあげるものあるから呼んで!」というので

「え??なんですか?」と、あきらかにうれしそうな顔をしていそいそ冷蔵庫を開けると
「あなたじゃない!ぽーこちゃんにあげるんだって!!」と叱られた。003.gif

そういえば、バイト始めたばっかりのころにもTさんがアイスをくれたことがあったっけ。
(あの時は、Tさんが「〇さんから」って言ってくれたのだ。 照れ屋さんだからな)

携帯でぽーこを呼んで、裏口から手渡すと
「ありがとうございます。いつも申し訳ありませんとお伝えください」というので、
職場に戻って、Tさんに「・・・と申しておりました」伝えると、
隣で聞いていたパートのおばさんが

「あの子、本当に子どもじゃないみたいよね。いつもぽーこちゃんと話してると子どもってこと忘れちゃうのよ!」
といって笑った。

たしかに、これじゃあ一年前には中学生だったなんてとうてい思えない。
というか、中学卒業が遥か昔のことのように感じるわけだ。

でもね、だからといってそのパートのおばさん。
「ぽーこちゃんはお酒飲む?」とか、真顔で聞くのはやめてくれい。

正真正銘。まだ16さいの「未成年」だからね!034.gif
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by vinge | 2011-04-15 11:35 | つれづれ | Comments(6)

できるとできない

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沈丁花が咲いた。 

今年の冬の寒暖の差があまりに大きくて、木の上部についたつぼみはみんなだめになってしまったけれど、
下のほうの花は何とか咲いてくれた。

秋は、金木犀の香り・・・・ これは、夏の疲れた体を癒すように、柔らかで甘く、感傷に浸るのにぴったりのかおりだけれど
春の沈丁花は、眠りからすっきりと目覚めさるような、そんな匂いだとおもう。

これから出回る山菜には、冬に不足したミネラルをたっぷり含んでいて、自然は必要なときに必要なものをちゃんと用意してくれるのね。。




先月末から、直しの仕事でごたごたと変化があって。。
かれこれ、7.8年になるクリーニング店からの外注のお仕事をやめることになった。

新店舗を出すことになって、それにともなった人事異動やらなんやらかんやらのなかで
外注のカットだの、新人の何とかだの・・・・・

それ以前からの、なんだのかんだの。あーだのこーだの。

面倒なのでそれくらいしか書けないけど、まあ、とにかく面倒なことになったので、
そこはすっぱりと切ることにした。

一つだけ、書かせてもらえば

「できることはできる。 できないことはできない。」 

そこがはっきりお客様に伝えられないところが嫌だった。

私の手元に来るまでに、何人もの手を通ってくるから仕方がないことなのかもしれないけれど、
それでも、そこをはっきりさせないままで、一番迷惑がかかるのは依頼してきたお客さんだから。。

間に入る何人かの人たちには、何の責任もない。
でも何の責任もないからいい加減なことにばっかりになって、そもそも、こういうシステムなのが問題なんだけど。。。


だから、やっぱり、直接顔を見て「どうしようかね~?こうしてみようかね~?」といいながらできる人のものだけを受け取ることにした。

会社のほうは、会社に入って存続してくれるように言ってきたけど、もうここのシステムはいやだ。
で、お断りした。


取次店の奥さんが「近所の人の分は、やっぱりくまたろうさんにお願いするわ」と言ってくださって
昨日はさっそく、近所の若いお母さんが、新一年生の男の子を連れてやってきた。

障碍のあるその子には、指定の運動着が大きすぎたので、玄関内に入って着て貰って
「どのくらいにしようか~? 
お! ピシッとできるね!ありがとね。 
そうそう、かっこいいよ!
がっこ、とおいね。 
ちょっとこっちむいてくれる?
そうそう、いいね。 」

なんていいながら、お母さんとも、
「低学年のうちは小柄ちゃんはそれほど伸びないかもしれないけど、中学生くらいからぐんぐん伸びるかもね。」
「うちも、ちびさんだったからそうだったよ」とか
「ここはこうしておくね。」
「ここはお母さんにやってもらおうか」とか

それから

「ばいばい、ありがとう。 月曜日には直しておくね。またね。」

って。。


ああ、やっぱり、こういうふうがいいな。

仕事選べるなんて贅沢な話かもしれないけど、お仕事、ぐ~んと減っちゃうけど。。
でもこれでいいや。

できないことはできないとお断りできる。

それで、すっきり。

 
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by vinge | 2011-04-10 12:18 | おしごと | Comments(2)

ここにいる。。

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寒い~~~。頭が寒い~~~!008.gif

なぜかと言いますとね。
土曜日に、3年ぶりの美容院へ行ったからでありんす。
その目的はですね。。




人生初の美容院へ、ぽーこちゃんを連れて行きたかったからですよ。(爆)

最近できたばかりの、オサレ系の美容室は居心地が悪かった。。015.gif
あたしゃ、また自分でどうにかするか、1000円カットでいい。
でも、これで娘は「ふつーにJK」らしく、そこでやってもらうことにする。
やれやれ。。042.gif

まったく・・・・
「母さんに付き合ってくれよ」とでも言わない限り、自分で「行く」とは言いそうになかったんだもん。


そんなぽーこは、昨日、すこぶる機嫌が悪かった。
無理矢理美容院に連れて行ったせい ではなく
前記事にも書いたとおりに、そうでなくても追求の厳しい彼女は、3.11の震災以降
 彼女なりに不安定な気持ちになっているせいだと思う。

その気配はずっと感じていた。
口に出してはいわないけど。。。。彼女もわたしも。。。

あの日から、新聞を毎日食い入るように読んでいる娘。

大きな不安要素は、やはり原発なんだろうな。。

私は、安易な「大丈夫」もいわないし、不必要な「心配」も言わない。そして、いまさらの「反原発」なども言わない。
今、彼女の前でそれを言うことは、なにをとっても「激しい追及」を受ける羽目になる。。

「だから、今はなにをどうするべきだと思う?」 この質問にはとても答えられない。
そして、彼女が今一番それを考えているせいもある。

だから、いらだっている。

昨日、彼女の地雷を踏んだのは夫。008.gif

うっかり。。。「日本はこれではダメだな。。。」的な言葉を漏らしてしまったらしい。


そういうのが、最もぽーこを怒らせる言葉なのに・・・・


「あきらめる」ということを 許さない。


そりゃそうだよ。これからを生きていくんだもん。
大人が、勝手に今までを作ってきて、こんな状態になったからといって「もうダメだ」なんて、若い者の前で言っていいわけがない。


かといって、今、わたしたち一般人がなにをすれば子どもたちの前で恥ずかしくないのか。。




福島原発の廃炉まで、20年はかかるらしい。


だとしたら、

あと20年は絶対生きていようと思う。

なにがあろうと、「これで安心だね」といえるまで、ともに生きていこうと思う。
逃げずに。
あきらめずに。
ここにいる。


そして、自分を大事にするよ。

あなたの荷物にはならないように。。




「今ね、進路変更をすごく考えているんだ」と、ぽーこが言う。

決定するまでどんな方面へ迷っているのかはけして明かさない人だから聞かない。


ただし 「お前がやらなきゃ 俺がやる」の人なので。。。。。

一時的にでも、その血が騒ぎ出したんだろう。


いったい、どこに行くのやら~~~。。008.gif


(トップの写真は、魯桃桜ろとうさくら。別名 図書館の桜 そのわけはこちらに
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by vinge | 2011-04-04 10:32 | つれづれ | Comments(4)

4月だった

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長い長い3月が終わった。。

あっという間に過ぎるはずの3月が、今年は終わらないんじゃないかと思うくらい長く感じた。



むーたろうは、さっと来て、さっと戻っていった。
でもまた、近いうちに帰って来る予定。しばらく、行ったりきたりするそうだ。。

フォトショの使い方を教えてくれて、「いい?覚えた?」って聞くから

「んん~~~。そんなこといったって、いっぺんに二つは頭に入らないからね。」というと

「わかった。何度でも教えてやる!」と、以前に比べてずいぶんやさしくなった。(爆)

逆に、ますます厳しいのはぽーこのほうだ。

迂闊に何か言えやしない。008.gif

ただ、むーたろうのそういった時期と違って、親の意見に対して腹を立てるとか、物に当たるとか、そういうことはなくて、ひたすら追求してくるのが、それはそれできつい。

けして怒らず、淡々と深く追求してくる。 
本人曰く「 これはディスカッションの練習だと思って。。」だそうだ。

頼むから、どこかで別の人とやって欲しい。

たとえば、バイト先のブラックTさんあたりと・・・・

そのTさん(調理師62歳)がいい話し相手で、
「ところで、朝、すずめがよくなく日は晴れるって知ってる?」とTさんがぽーこに聞いて

「知らない」と答えたら

「ぽーこちゃんが知らないことオレは知っていた!」って大喜びしたり、

「バイトがない日はいつ起きるの?  え? 遅く起きるの? だめだだめだ!
朝は、ちゃんとお父さんと朝ごはん食べなくちゃ!!」 と、言い張ったりするそうだ。

こんな人が、ぽーこにはちょうどいい。026.gif

バイト先も、新入社員が入ってきて、今年の入寮者がすでに先週からご飯を食べに来るんだけど
むーたろうに近い年齢のせいか、いやに「若く」みえる。(ほぼ大学院出)

むしろ「幼い」印象さえある。

そしたら、他の人もそう感じているらしい。

62歳のTさんがちょうどいい話し相手のぽーこには,てんで「子ども」に見えるらしい。

「今年は、びしびしやってやる!!」とか言ってる。

おそろしいことだ。。。。。。008.gif



ぽーこは、来月17歳。  
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by vinge | 2011-04-02 12:31 | つれづれ | Comments(4)