2011年 08月 09日
最近読んだ本から
ねこは涼しい場所を知っている。
この家は建ててすぐに引越しにならず、夫の勤務先の神奈川から時々帰ってきて住まう、別荘のようにしていた。
初めて過ごした夏、北側の勝手口に、まだ小さかったむーたろうと二人で腰掛けて、風に吹かれながら
「なんて涼しい家」と思った。
北側には小学校の校庭ほどの広さの池があって、そこを渡ってくる風がほどよく冷やされて通り抜ける。
風は年中吹いている。
ここが高台だからではなく。
町そのものが、風の通り抜ける地形のなかにある。
ここは「風の谷」なのだ。
最近読んだ本
「困ってる人」は、最近の話題本。
「ふくろうからのプロポーズ」も一部のマニアックな方たちの中での「話題本」
この2冊に共通するのが「難病」 「壮絶な闘病記」・・・・・・・・なんだけど。。
でも、それが「伝えようとすることではない」。。というところも2冊の共通点。
いやはや、すごいよ。
感想終わり。
「人を嫌うということ」これは再読。
ちょうど、ムスカリさんが「中島義道さん」の本のことを書いておられて、まさに読んでいたところなんで、
「おお!」と思っちゃった!
「荒川」は12巻が出たところなんで、これも即買い。
てんでばらばらのものなんだけどね。 なんだか、不思議と共通することがあるな~と思って・・・
人は、自分を囲っているものがあるんだな。。というか。
「生き辛さ」とか「生きやすい」とかいうけど、そういうものはみんな自ら作り上げた自分の囲いじゃなかろうか。
檻といってもいい。
囲いは、自分を守るものであり、自分を閉じ込めるものでもある。
「生きづらさ」は他人や時代が作るのでなく。
自分がつくっているものなものかもしれない。
そんなことを思いつつ。
次に読む本に手を伸ばす。
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ムスカリ
at 2011-08-10 09:36
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中島さん、ほんと哲学~の人で
でも、引きこもる、そのキモチとか
出て行こうとするときの感覚とかとても、リアルだったり。
なんか、ほんと、「後引く感」もあります~
えびせん、みたいな~(すごく失礼な気もする・・)
でも、引きこもる、そのキモチとか
出て行こうとするときの感覚とかとても、リアルだったり。
なんか、ほんと、「後引く感」もあります~
えびせん、みたいな~(すごく失礼な気もする・・)
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おとね
at 2011-08-10 10:27
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最近友達になった人が
我々世代でACはいないと思うって
でね、それによっていきづらいと感じるひとがたしかにそうなのよって
わたしはね枠を作ることで自分を必死で守ってきた、という人もいると思う(含自分)
でもいつまでもそのままでは嫌なのよね、やはり自分がね。
整うのを待つ・・・のかな、自分で。
我々世代でACはいないと思うって
でね、それによっていきづらいと感じるひとがたしかにそうなのよって
わたしはね枠を作ることで自分を必死で守ってきた、という人もいると思う(含自分)
でもいつまでもそのままでは嫌なのよね、やはり自分がね。
整うのを待つ・・・のかな、自分で。
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vinge at 2011-08-10 11:32
☆ムスカリさん
私も、この人の嫁だったら嫌だわ~(爆)
でも、なんかね、こそっとひっかかるのよ。
わかるようなわからないような。。でもわかるような。。。
ああ、暑い! こんな暑い日は読めない。。(爆爆)
私も、この人の嫁だったら嫌だわ~(爆)
でも、なんかね、こそっとひっかかるのよ。
わかるようなわからないような。。でもわかるような。。。
ああ、暑い! こんな暑い日は読めない。。(爆爆)
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vinge at 2011-08-10 11:42
☆おとねさん
>わたしはね枠を作ることで自分を必死で守ってきた、という人もいると思う(含自分)
うん、いるいる。わたしだってそうだよ。
で、その中にいるのが窮屈に思うこともある。
プライドというのも、その人の枠だと思うのね。
で、きっと、その枠そのものが「自分」だとも思うのよ。
だから、無茶はしたくない。窮屈に思っても大事にしたい。
「荒川アンダーザブリッジ」の住民はそんな人たちだと思う。
お!無理矢理まとまった!(爆)
>わたしはね枠を作ることで自分を必死で守ってきた、という人もいると思う(含自分)
うん、いるいる。わたしだってそうだよ。
で、その中にいるのが窮屈に思うこともある。
プライドというのも、その人の枠だと思うのね。
で、きっと、その枠そのものが「自分」だとも思うのよ。
だから、無茶はしたくない。窮屈に思っても大事にしたい。
「荒川アンダーザブリッジ」の住民はそんな人たちだと思う。
お!無理矢理まとまった!(爆)
by vinge
| 2011-08-09 15:32
| ほんのはなし
|
Comments(4)