2013年 08月 05日
人はそれを「◯◯病」とよぶ・・・・
巣立ったばかりの「子ツバメ隊」
「今度母さんが持ってくる獲物は、おれのだからな~!」「ちがう=!つぎはぼくのだ=!」 と兄弟げんか中。
一昨日はむーたろうと一緒に新しい眼鏡を作りに行った。
まだ最近買い換えたばかりのような気もしたけれど、扱いが悪いせいかレンズが傷だらけ。
最近の眼鏡はすごく安くなったし種類も豊富、TPOに合わせていろいろ掛け替えてもいいのじゃないかと思って・・・
で、店内でぐるぐる迷って、あれこれ試着したあげく、何気に取り上げた一つをかけてみて
「あ!これ!これすっごくなじむわ~!」 とむーの前に立ったら
「ああ、なじむわ。それにするがいいさ。」と勧められ購入。
なじむわけは、今までとほとんど変わりのないものだからだった。
まあ、いいさ。 TPOなどと言っても、ほぼ単一生活のわたしにはTPOもへったくれもないもんだった。
翌、日曜日。
スーパーでPと一緒に買い物中。
一人の中年男性とすれちがいざま、「あ!こんにちは!」とあいさつされる。
え?だれだっけ?と思いつつ、まあ一応見たことある顔なので、「あ。どうも~~こんにちは~」と
そつなく答えて通り過ぎようとした。
が・・・買い物かごを満杯にした男性が、そのまますがるように話しかけてくる。
で、思い出した。
夫の、元同僚。 ん? その前の会社だから、元・元同僚?
まあ、あの大量リストラの会社の同僚って言ったほうが手っ取り早い。(爆
彼もすでに60歳を過ぎた。で、2年くらい前から、その会社に舞い戻っていた。
あまり詳しくは書けないけれど、彼のように戻った人は案外多い。
実は、夫にも「戻るように」と声をかけてくる人が何人かいて、この時私を引き留めた人もその話だった。
しかし。
夫は頑なにそれを断り続けていた。
いろいろ理由はあるんだろう。 まあ・・・・・・・プライドってやつとか? ぷらいどとか? ぷら・・・・
まあ、そんなところだ。
ほかの同僚も、
まったく別の仕事に就く人もいたし、定年後の悠悠自適生活をしている人もいる。
夫は、そういうところで、中途半端な位置にいた。
「仕事しようよ~」という人と「遊ぼうよ~」と声をかける人どちらもいた。
家にいて、元元会社から「しごとにきてよ~」としつこく電話をかけてくる人と話してるのを聞いてると
「学校へおいでよ~。 うちになんかいるなよ~~!」と、不登校児を誘いに来る同級生と話してるみたいだ・・
とからかった。
電話してくる彼と、スーパーで私を引き留めた彼は別人で、彼もまたしつこく夫を誘ってる。
ひとしきり、熱く自分がまだ会社で成しえていないことを語ったのち、
「奥さんからも言ってくださいよ~。 俺だってプライドとかあるけど・・・・、でも、俺も家にいて女房と顔合わせててもさ~。やんなっちゃうしさ~。」
とか愚痴る。
私の視線は、さっきから彼の買い物かごに向かってる。
孫にでもあげるのか、キャラメルの箱が3つのっている。
「そうですねえ~。 伝えておきますね。 うちなんかまだ育てなきゃならない子がいますし~。」
ほほほ~。と笑って、ようやくその場から離れることができた。
うちに帰って、その話をしたら「一緒に行かなくてよかった~~」と夫が言う。
家で別の友人と電話していて、彼は悠々自適組なので、過日誘った探鳥会がひどく気に入ったらしく、
さっそくカメラがどうだ、レンズがどうだと「魔の趣味」にはまり込んだ話を聞かされてたらしい。
夫がにやにやしながら 「ああいうのをなあ~。 老2病っていうんだ。。。。」と言う。
中学生に「中2病」があれば、定年2年後ぐらいから「老2病」なるものにかかるらしい。
働くか働くまいか悩むのも、家で女房の愚痴を聞くのも、悪魔の趣味に走るのも。。
PCにひたすら向かって2ちゃんにはまるのも・・・・
み~~~~んな。「老2病」 金爆
さて、うちの夫は・・・・
女房の愚痴も聞き飽きたらしく、仕事するらしい。(爆
今度は不定期でないやつ。
お盆明けから「弁当作り」を頼まれました。
ぎゃふん。
今度は家から遠くない。
よかったよかった。
by vinge
| 2013-08-05 10:41
| つれづれ
|
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