やわらかな 日々

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さて、ナマコの話でもしようか?

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そらがたかくなった。    

馬も肥えるぞ=  きをつけろ=




「さてナマコの話でも・・」が最近のマイブーム。くまたろうであります。

なんのこっちゃない。 本川達雄氏の「ナマコの本」を読んだからです。

世界平和はナマコとともに

本川達雄 / 阪急コミュニケーションズ

 

こちらの方は「ゾウの時間 ネズミの時間」という著作が有名なんですが(そのほか、公立の国語の教科書にも著作がとりあげられている)
本業は生物学で「ナマコの研究」などをされている。

「ゾウの時間~」は、象の一生とネズミの一生、地球的時間で比べると、象のほうが圧倒的に長生きすることになるのだが、ではネズミは短くてかわいそうなのか?という疑問を
「そうじゃなくて、どちらもそれぞれの一生なんだよ」ってことを生物学的に説明している。
どんなに体の大きさが違っても、一生の間に打つ心臓の拍動回数は同じ。
ゆるゆる動くのか、せかせか動くのかが違うだけで、代謝時間というもので考えると、どちらも同じ『一生なんだ』ってことです。
(またまた簡略しすぎ)





現実逃避したかった若い頃に、似たようなことを思ったことがあった。

「人間じゃなくて、ボウフラにでも生まれればよかった」ってね。

でも、しばらくしてふと『そうはいっても、虫は虫の一生、人は人の一生 一生であることに変わりなし』って思ったんだよね。
そこから、吹っ切れた。

「蝉は7日間しか生きられないんだよ、だからかわいそうだね(つかまえないでね)」とか、子どもに「命の大切」を説く人をみると、そうじゃないべ?って思ってしまう。
そういうのは、人間の立場の上から目線でしかない。
実際、蝉は地中で何年も過ごしてるし(だから、時間の長さの問題じゃないんだけど)
仮に、地中の滞在期間を知っていても、地上での7日間をことさら『楽園』のように説明するのも、人間主体だと思う。





上記の「ナマコ本」も、エッセイなんだけど、ほぼ根底にあるのは「ゾウの~」とおなじ。

この方は、「長生きが地球を滅ぼす」とかも最近出されていますが、「ナマコ本」でもすでにそこに触れていて
あくまでも『生物学的』に見て、長生きするということはどういうことか、
生物がなぜ生まれてくるのか、または、「産む」のか?というところから、

「だから、人としてどういう生きるのか」ということに触れていきます。

倫理や、心理 または『宗教』 『哲学』 といった、人間の内側から探るのも良いですが
こうした「生物」や「科学」 「地球」や「宇宙」から 人間に迫っていくのも面白いです。
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Commented by azoo_azoo at 2013-08-28 17:04
2・3日ちょっとホッとする天気になりましたが、
先日までの猛暑の中、やたら百日紅は元気だなぁ、と思っていました。今年は特によく目に付いた。
こう暑いとだいたいの草花はくた~ってしてたもんね。

暑い時に哲学的な本を読めるくまたろうさんの頭の中の冷たい部分にちょっと触りたい、ひんやり・・・してそう。
Commented by vinge at 2013-08-29 08:15
☆あずりんさん 

百日紅は元気だよね。(*´ω`)
うちのはちょっと遅めに咲くの。 
涼しくなって、ほかの花も元気を取り戻しました。 夏も終わりだね。。。。


「ナマコ」だけにひんやり。 笑   そして、ゆるゆる。爆

Commented by バード at 2013-08-30 09:52 x
「ゾウの時間・・・」
 
私も気になっていたの。

とにかくたくさん動いている感じの私。

実はとっくに寿命がきてたりして!!

Commented by vinge at 2013-08-30 11:21
☆バードさん

>とにかくたくさん動いている感じの私。

(;゚Д゚)  自覚されてるのね。 笑

いやいや、鍛えてるんですもの。
単に、年寄りが多いだけで長寿日本一になった県に住んで安心してる人より、よほど長生きするわよ。爆

「ゾウの時間~」は絵本にもなってますね。
生物学的に寿命を計算する方法などが書かれていて、まあその数字的なものはすっ飛ばして読むんですが、本川さんって面白いですよ。歌う生物学者としても有名です。(*´ω`)


by vinge | 2013-08-28 09:54 | ほんのはなし | Comments(4)