2015年 06月 21日
雨の日

そぼ降る雨の中で
なにを見つめるのか
先日、スーパーの中で、すごく久しぶりにPと同じピアノ教室に通っていた子のお母さんを見かけた。
「山田さん?(仮名)」と声をかけるとふりむいて 「ああ!ひさしぶり~~!」と笑顔を向けてくれたので
しばし立ち話。
Pのことを話すととても喜んでくれて、彼女のおうちの話も少しして、「じゃあ、またね」と別れた。
別れてから何となく違和感を感じ
「あれ?彼女って山田さんだっけか?」と・・・・(そこ)
いや、子どものことも彼女のおうちのことも合ってたし、山田さんだ。そうだ山田さんだよ。と思いつつ
彼女の子どもの名前をフルネームにしてみると「やまだ〇〇」というのがなんとなく合わない気がする。
家に帰って、同じ保育園だったので卒園文集を引っ張り出して確かめたら。
「斎藤さん(仮名)」だった。
(´・ω・`)
夕べ、いとこから電話。
いつかも書いたかもしれないけど、少しだけ複雑な家庭環境で育った彼女なのだか、彼女自身は大変明るく、独身だけど家も30代で買ってしまうしっかりもの。(現40代後半)
悲劇にしようと思えば、いくらでもできる生い立ちを少しも悲劇にしないし、今でも続く困難も、内容的にはすごく重いのに重く感じさせないところが彼女らしい。
お互いしか知らない過去話ののち、「私って人から強いって言われるよね」というので。
「そうだね。〇〇家の血のせいかもよ。」と言って茶化したが
実際、私も何度も人から言われた。
「あなたは強いから。」
「強い」という言葉だけでとらえれば、それは、彼女にも私にも流れる血のつながりによる性質であるかもしれないし
そうならざるを得なかった後天的要因だってあるかもしれない。
逃げた方が得策だというときがある。
人と争わずに、自分を傷つけないように。 逃げるが勝ち。
「なぜ逃げないんだ」とひとはいう。
「弱虫」と言われるのがいやだからではない。
逃げたくても逃げられないだけなのだ。逃げた先は、もっと怖いことになると思うからだ。
子どもは今の世界しか知らない。
学校をやめた先なんて、親から逃げた先なんて、暗闇でしかない。生きていけない。
逃げず、かといって、争うわけでもなく
なにを言われてもでくのぼーのように突っ立って、口をへの字にして言い返せもせずにいる。
そして『この子は強い(強情)』といわれる。
いつしかそれが染みついて。
かわせばいいものも、逃げればいいものも、まっとうに受けて立つ。
「わたしはつよいから」「わたしはへいきだから」
逃げられないということに恐怖を感じるようになったのは、自分より大事な命を預かった日から。
戦う相手ではなく、守らなければならないものを持って、初めて自分の弱さを知る。
強さと思っていたものが、じつは自分の心を蝕んでいた。
以後こんな日々。→★
二番目を授かって「この子を産んで、この子とともに強くなろう」と誓った。
そんなこと誓うせいか、性格が似たような子が産まれちゃって。てへ。
やっぱ血筋か。がんこもの。爆
学校と無駄に戦った日々、「あのひとはつよいから」と、周りのママ友が引いて行った。
そんななかで、一番厳しかったころに、冒頭の「山田ママ」じゃなかった「斎藤さん」が家にやってきて、その頃クラスも違って、会うこともほとんどなかったのに
「あなたがしんぱい」と言ってくれた。
彼女だけが、私の弱さを知っていた。
そんな人の名前を忘れちゃってさ。なんて恩知らず。爆爆
というオチ。

なにを見つめるのか
先日、スーパーの中で、すごく久しぶりにPと同じピアノ教室に通っていた子のお母さんを見かけた。
「山田さん?(仮名)」と声をかけるとふりむいて 「ああ!ひさしぶり~~!」と笑顔を向けてくれたので
しばし立ち話。
Pのことを話すととても喜んでくれて、彼女のおうちの話も少しして、「じゃあ、またね」と別れた。
別れてから何となく違和感を感じ
「あれ?彼女って山田さんだっけか?」と・・・・(そこ)
いや、子どものことも彼女のおうちのことも合ってたし、山田さんだ。そうだ山田さんだよ。と思いつつ
彼女の子どもの名前をフルネームにしてみると「やまだ〇〇」というのがなんとなく合わない気がする。
家に帰って、同じ保育園だったので卒園文集を引っ張り出して確かめたら。
「斎藤さん(仮名)」だった。
(´・ω・`)
夕べ、いとこから電話。
いつかも書いたかもしれないけど、少しだけ複雑な家庭環境で育った彼女なのだか、彼女自身は大変明るく、独身だけど家も30代で買ってしまうしっかりもの。(現40代後半)
悲劇にしようと思えば、いくらでもできる生い立ちを少しも悲劇にしないし、今でも続く困難も、内容的にはすごく重いのに重く感じさせないところが彼女らしい。
お互いしか知らない過去話ののち、「私って人から強いって言われるよね」というので。
「そうだね。〇〇家の血のせいかもよ。」と言って茶化したが
実際、私も何度も人から言われた。
「あなたは強いから。」
「強い」という言葉だけでとらえれば、それは、彼女にも私にも流れる血のつながりによる性質であるかもしれないし
そうならざるを得なかった後天的要因だってあるかもしれない。
逃げた方が得策だというときがある。
人と争わずに、自分を傷つけないように。 逃げるが勝ち。
「なぜ逃げないんだ」とひとはいう。
「弱虫」と言われるのがいやだからではない。
逃げたくても逃げられないだけなのだ。逃げた先は、もっと怖いことになると思うからだ。
子どもは今の世界しか知らない。
学校をやめた先なんて、親から逃げた先なんて、暗闇でしかない。生きていけない。
逃げず、かといって、争うわけでもなく
なにを言われてもでくのぼーのように突っ立って、口をへの字にして言い返せもせずにいる。
そして『この子は強い(強情)』といわれる。
いつしかそれが染みついて。
かわせばいいものも、逃げればいいものも、まっとうに受けて立つ。
「わたしはつよいから」「わたしはへいきだから」
逃げられないということに恐怖を感じるようになったのは、自分より大事な命を預かった日から。
戦う相手ではなく、守らなければならないものを持って、初めて自分の弱さを知る。
強さと思っていたものが、じつは自分の心を蝕んでいた。
以後こんな日々。→★
二番目を授かって「この子を産んで、この子とともに強くなろう」と誓った。
そんなこと誓うせいか、性格が似たような子が産まれちゃって。てへ。
やっぱ血筋か。がんこもの。爆
学校と無駄に戦った日々、「あのひとはつよいから」と、周りのママ友が引いて行った。
そんななかで、一番厳しかったころに、冒頭の「山田ママ」じゃなかった「斎藤さん」が家にやってきて、その頃クラスも違って、会うこともほとんどなかったのに
「あなたがしんぱい」と言ってくれた。
彼女だけが、私の弱さを知っていた。
そんな人の名前を忘れちゃってさ。なんて恩知らず。爆爆
というオチ。

のりすぎ!!
失礼だとは思うけど、名前思い出せない人いるね。
たとえそれが結構関わりのあった人でも。
きっと山田さんも分かってくれてはるって、笑。
たとえそれが結構関わりのあった人でも。
きっと山田さんも分かってくれてはるって、笑。
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☆あずりんさん
だから~斎藤さん!(笑)
ここのところ、自分に関わりがなくなった瞬間に名前が消えてく気がするんですわ~。
寮にいたお子達のなまえも退寮したとたんに忘れちゃうの。(;´・ω・)
まあ、ママ友って、もともと苗字より子供の名前で呼んでたせいもあるかもしれないけどね。
ということにしといて~。えへ~。
だから~斎藤さん!(笑)
ここのところ、自分に関わりがなくなった瞬間に名前が消えてく気がするんですわ~。
寮にいたお子達のなまえも退寮したとたんに忘れちゃうの。(;´・ω・)
まあ、ママ友って、もともと苗字より子供の名前で呼んでたせいもあるかもしれないけどね。
ということにしといて~。えへ~。

>「あなたがしんぱい」と言ってくれた。
彼女だけが、私の弱さを知っていた。
そういう言葉を素直に受け取られる、ということは
やはり「柔らかな強さ」をもっておられるのでは?
と私は思いましたまる。笑
彼女だけが、私の弱さを知っていた。
そういう言葉を素直に受け取られる、ということは
やはり「柔らかな強さ」をもっておられるのでは?
と私は思いましたまる。笑

★の部分のある記事のとき 私は病院で、読む事ができなくて。今あらためて「山田さん」でププッとなってから★を読ませていただいて来ました。あるあるですとも。私もその傾向はありつつやって来ましたが、昨年の退院後は一歩も外へ出られず、学校や社会に出ない心境がさらにわかり、新聞社に報告したくらいです。人はどんな気持ちのときに 出られないか・・・ってことをね。居心地がわるいからの一言ですね。だから今でも、人工呼吸器のせいにして大半はアトリエに泊まっているんですよ。アハハ。何十年も同居しつつ、そうしなければいけないものだと思っていましたが、おかげでそうしなくてもいいことの理由の為に病気をいただいたのかな・・って思うわけで。えっ?ボスは今のほうが楽だと申しております。笑 いろいろなことがあるもんですね。
自然体を選びましょうね。
自然体を選びましょうね。
☆アットロさん
きっと、多くの方の中に「あるある」なのかもしれませんね。
休むことに厳しい社会ですもんね。
休みたいときに休みたいんですよ。にんげんだもの。(笑)
泣きたいときに泣き、笑いたいときに笑う。
子どもの頃こそ、それが許されてほしいと思います。
きっと、多くの方の中に「あるある」なのかもしれませんね。
休むことに厳しい社会ですもんね。
休みたいときに休みたいんですよ。にんげんだもの。(笑)
泣きたいときに泣き、笑いたいときに笑う。
子どもの頃こそ、それが許されてほしいと思います。
by vinge
| 2015-06-21 15:54
| つれづれ
|
Comments(6)