やわらかな 日々

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痕跡

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秋になってテラスに戻ってきた外猫たち


猫は危険を察知すると、狭くて暗い場所にもぐりこむ。
先日の突然の豪雨の時に、たまたま目撃したのは隙間10cmもないような物置の下にもぐりこもうとしていた「みけ子」
おいおい何もそこじゃなくても安全な場所はほかにありそうなものを。(裏の物置はそのためにわずかに開放しているのに)

酷暑の夏が過ぎて、庭のあちこちにそんな猫たちが避難して寝ていた場所を見つける。
小さな体が押しつぶした草の跡。
そこにいた証


酷暑の痕は、人間のほうにも現れる。
いささか疲れてきた。
8月の合宿ラッシュが終わって、次は宴会ラッシュ。 
稼働率200%の人が、相変わらず元気で(←) ほんと、もーうるさい。

仕事は好きだと思う。じぶんてこんなに「会社人間だった?」って思うほど、仕事内容に関してを常に考えてることに呆れる。
こんなにのめり込むようになったのは、所属長があらゆることを任せてくれて、アイディアを取り上げてくれるようになったからで
「パートさんは言われたことだけやりゃいいの」というかつての職場を変えてくれたから。


先週、とある書類から私のいる部署の数人の名がそっくり外されていて(まー。削られててもなにも問題にもならない書類ではあったけど)
社内には、いまだに数人「たかだかパートの名前だからいいんじゃないか?」という態度をとる人がいて度々嫌な思いをする。
しかし、やはりミスであって指摘が入り、しかも200%男その人のやったことであったから、その部下が謝りに来た。
なので「つまり、あなたと200%男(とは言わないが)は私たちをその程度に認識していると受け取りました」と冷たく言い返してやった。

なにむきになってんだろ。

疲れ果てて、ベッドに体がめり込んでるんじゃないかってくらいに眠りに落ちる日があって。
翌日、鉛のように重い体を起こして、もう体力的に無理かも。
どんなにこういう仕事が好きでも、こんな日が続いたら止めたほうがいいかも。
やっぱり、たかがパートだし。いなくなっても困りゃせんだろ。 ほら。自分でもそう思う。


年に一度の地域交流社内開放の日。
私は今回イベントに参加しなくてもよいことになって、お客さんとして行くことはできる日。
行かないでいようと思ったけど、近所の人に誘われてしぶしぶでかけた。
ものすごい人出、こちらは私服だしそうそう気づかれもしないだろうと思ってたら、あちこちから声がかかる。
職場の人、寮にいる若い人、結婚して出た人、時々出張で来る人。あれ?こんなに知り合い増えてたっけ?てかんじ。
あっちに手を振り、こっちで「久しぶり!お疲れ!!」って声かける。
エレベーター待ちの時ふいに目の前に現れた男性が両手のお菓子を私に差し出して「先日の懇親会ありがとうございました!」という。
「だれだっけ??」と名札みて、あ‼本社の偉い人!!と慄いた。(いや慄くほどでもないが、私を知ってることに驚く社内なんばーつーくらいのひと)
初めて会話して、私も企画した内容をホメてもらって「みんな大満足でしたから、次はさらに参加者増えそうです」といわれた。(えー)



子会社のさらに隅っこの隅っこで働くただのパートのおばちゃんなのに。
私もこの職場のそれぞれの人の中に、何かの痕跡を残せているのかな。
もう少しだけ 頑張れるかな。


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「ががいも」の花
フェルトのような花が可愛い

晩秋に夢のような綿毛を撒き散らそう







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Commented by azoo_azooA at 2018-09-09 06:39
いい話。

組織の中にいると自分の立ち位置わからなくなる時ある。
人が足りないのに、不満があって辞めたがる人のフォローがなさ過ぎて、自分も辞めるって言ったら、あんな目に合うのかと慄く。ただの駒かもしれないけど、必要な駒であれたらとは思い続けて、そして努力しているつもりだ。
時々そういうご褒美みたいな時間があると嬉しいよね。
いつもくまたろうさんの仕事への真摯な視線、刺激になる。
お疲れ様。
Commented by おとね at 2018-09-10 08:49 x
(引き続き)
ええはなし。
どんな場面でもお人はお人に傷つけられ
でも同時に癒される。

組織は理不尽や。でも労働力こそがその組織の力や。
その200パーセント男なぞ、あんたきらいつーん、で
やりすごされますよう。みんな同じ思いだろうとわたしはおもうぞ。
Commented by vinge at 2018-09-10 10:57
☆あずりんさん

私の職場は全社の中ではほんとに小さくて、なおかつ特殊な部署なんですよ。なので、大事に思ってくれる人もいれば軽んじてる人もいる。ここのトップに来る人はたいてい後者なのが問題ね。爆 

仕事はとても好き。今までいろんな仕事してきたけど、裏方仕事なのに成果もすぐ見えるしね。
誰かに贈り物を詰めている時のようにわくわくする。
その誰かが「わー♪」って言ってくれたらそれで満足。
ただ、そう言えるのは私がパートだからなのかもしれない。下手に社員になって評価を気にするようになったら、こんな気持ちで仕事できなくなるかもね。
それにフルで働く体力はないわw そこよそこ。
Commented by vinge at 2018-09-10 11:09
☆おとねさん
>組織は理不尽。ほんとにねー

おそらく200%男はそこのとこ一番感じてるんだと思う。
「なんで俺が!」って気持ちでここにやってきたんだろうと思う。
だけど、その不満をこっち(労働力)に向けるのはやめろ!といいたいwww

「あんたきらいつーん」はまさに実行中 爆
「くまたろうさん顔こわーーーーい♪」と、若い子が喜んでおります。 やめろ!!(怒)
Commented by africaj at 2018-09-10 13:37
人の中で働けないので、読んでるだけで、偉いしすごいって思いますよー。好きって自覚以上に、周囲が憶えて声かけてくることが証ですね。
Commented by vinge at 2018-09-11 10:26
☆Africaさん
いやいやー。強制的に出かけるところがないと一歩も家を出ない(出れない)生活になるんで、この距離とこのくらいの時間働ける場所はほんとにちょうどよいのですよ。(笑)
10年いたら、すっかり居場所になったかなあ~
これから目指すは「名物おばちゃん」かなあ~(爆)
Commented by アットロ at 2018-09-11 17:46 x
その エレベーター待ちのとこで お菓子を下さった本社の偉い人って ホントに偉い人ですね。
そんなことの出来る人はなかなかの人。
で 既にくまたろうさんは「名物」なのかもよ。
プロフェッショナルはパートとか関係なく それはあくまでも時間帯のことで 仕事に対する姿勢がプロフェッショナルなのだと思います。
この記事から元気をいただきました。がんばろうっと。
Commented by vinge at 2018-09-12 23:12
☆アットロさん
>ホントに偉い人ですね。 ですよねー♪
その時はたいして気に止めなかったんですが、エレベーター待ちで話掛けてきて、一緒に最上階まで行ったのだけど彼はそのまま下に降りたのでした。
自分の用事でこちらに来たついでに(書類ミスを)謝る男とは違うーーーー!! 爆爆

仕事自体は若いころから「なにになりたい」も「何が好きか」もわからなかったので、何をやっても面白いのです。
ほんとは、そういうことに若い時に気が付きたかったですけどね。(笑)
by vinge | 2018-09-08 12:22 | つれづれ | Comments(8)